見出し画像

アルゼンチンサッカーへの挑戦「細かい作業が得意な日本人のはずなのに」

おはようございます!

サウジアラビア代表に勝利した日本代表。試合内容も良かったですが、内田篤人さんの解説がわかりやすくて、余計に面白く観れました。

松木さんの応援団のような解説もよいけど、これからは細かく解説できる人に変わっていきそうですね。

さて、今日のテーマは「日本人は、細かい作業が得意なはずなのに」です。

日本人の手先が器用で、とても細かい作業が得意なことは、日本車を見ても、伝統工芸品をみても、一目瞭然の事実ですよね。

でも、サッカー選手をみると、細かい事に拘ることが日本人の特徴なのに、なぜかディテールを欠いたプレーに終始している。

特に海外でプレーする日本人選手は、それが明らかです。

逆に、南米は自由で、細かい事が苦手な印象を持っていると思いますが、サッカーになると、とても細部に拘りコーチングします。

パスの数センチのズレも、走りこむ角度やスピード、タイミングも、細かく細かく修正しトレーニングしています。

ディテールに拘らないと、激しい南米の試合で使える技術にならないと理解をしているのです。

長時間練習の弊害

僕は、日本の育成年代でみられる長時間練習や、1日中おこなわれる練習試合に、ディテールを欠く原因があると思っています。

*(長時間練習は絶対反対!と言っているわけではありません。)

例えば、練習時間が3時間あるとします。
集中力を保ちながら、全力でトレーニングするのは、難しいですよね?

そうすると子供たちは、長時間練習に耐えられるように力を温存し、体力の配分を考えてトレーニングをこなすようになります。

結果、1つ1つの練習に対する集中力・100%で取り組む姿勢が欠け、効率的なトレーニングが出来ないという事になってしまう。

もちろん、他の原因もありますが、長時間の練習・試合によって細かいこだわり(ディテール)が消えてしまう可能性がある事は、考えて欲しいです。

時間でなく、目的でトレーニングする。

そこで、こんなトレーニング方法を取り入れるのはどうでしょうか?

予定時間で終わらせるのではなく、目的が達成出来たら終わるという方法です。

例えば、ミニゲームを15分1本と時間で終了させるのではなく、点差で終了させるようにします。

「今日は2点差ついたら終了にしよう!」と決めます。

目的が達成されれば、2分で終わるし、目的が達成されなければ、30分かかってしまうこともあります。

初めから3時間と決めて練習するのと、目的を達成するために3時間になってしまったのでは、結果的に大きな違いが生まれてくるように思います。

目的を明確にトレーニングをして、成果で練習時間が変われば、ディテールは自然と磨かれていきそうですよね。

☆無双ARGENTINA Facebook

☆無双ARGENTINAC.F. HP




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?