グラデーション
そういえば、ここ最近、「一人で、写真を撮ることを目的とした外出」をしていないな、とふと思った
もちろん、誰かとワイワイ写真を撮りに出かけるのも楽しい(お誘い待ってます)
梅雨でフラストレーションが溜まってるのか、日々の仕事の疲れからか、、
「旅」まで大げさなものでなくていいから、一人でちょっとした遠出をして、たくさん歩きたい。たくさん写真を撮りたい。そんな気分になっています。現在進行形
この日は夕日を撮りに海に行きました。
普通は車で行くような場所に、電車を降りて、バスに乗り。
車と、たまにツーリング中のおじさん達とすれ違うだけ。歩くのよりも早いスピードで近づいてきて、遠ざかっていく
そんな道をフィルムカメラを持って、一人で淡々と歩き続けました
この頃に使っていたカメラはVoigtlanderのBessa R3Aというレンジファインダーカメラ。レンズはJupiter8 50mm F2。手放してしまったことを後悔してる
目的地に到着したけど、広い場所には僕以外に誰もいない
まだ日が沈むまでには時間があったので、ちょっとコンビニでも、、
と思ったけど、コンビニがある気配がない。というか自動販売機も見当たらない
このときコンビニを見つけたのか、先に自動販売機と出会って諦めたのかは忘れた
でもこの景色を見つけたのが嬉しかったのと、シャッターを切った時の気持ちや、空気の感触みたいなものは今でも覚えてます
この時もフィルムカメラだけ持っていきました。
なんならイージーライダーの映画の冒頭のように、スマホをぽいっと投げ捨ててしまってもいい(もちろん投げ捨てられないので、鞄の中にそっとしまいました)
デジタルカメラだって、撮った後に背面モニターで写真データを確認して、あーでもない、こーでもないなんてやってしまいそう
戻ってくると、さっきよりも日が沈んできて、景色の色も変わってきた
影もこんなに長い
ここでフィルム一本終了。
しばし座ってフィルム交換
つづく
Film : fujifilm premium superia400
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