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中年世代にとっての豊かさ

こんにちは。

平日は、周りの大半が20代というIT系の会社で仕事をして(おそらく職場で最年長)、子供たちの親の友人関係もどちらかといえば、自分が一番年上、という環境で生活しています。子供も含め、まさにデジタルネイティブの人たちとほとんどの時間を過ごすので、自分が時代的にどんどん遅れていくような焦燥感がどこかにあります。

一方、現在は、夏の帰省でフランスに帰っていて、毎日のように夫の家族や親戚と集まって会ったり、昔の同僚と会ったりすると、自分より上の世代と時間を過ごすことが多く、同時に側にいす自分の子供が「大きくなったわね〜!」などと言われて、自分が中年であることを実感します。
夫の叔父叔母は、メッセンジャーも使わないで約束は自宅電話に留守電を残して、何度かすれちがったりして、やっと連絡がつく、ということがあったり、最近のSNSはもちろん、Facebookも使わない、映画はもっぱら映画館で、夫が呼んだUberに初めて乗る、といった具合で、自分の日常、そして、もっと若い世代のそれとの違いといったら、まるで別世界のよう!(ちなみに、同じ世代でも義理父はIT系で働いていたこともあり、Facebookやメッセンジャーをよく活用しています)
そして、そんな彼らと過ごす時間に、どこか懐かしいような、ほっとするような、安堵感を覚えています。
ヨーロッパとアジアの違い、世代の違い、時間に追われている普段と休暇中であることの違い、その要因は沢山あるのだと思いますが、ゆったり感、アナログ感がとても豊かでいいな、と思った自分がいました。

仕事はAIやソフトウエアを活用して、とにかく効率良く!それで出来た余暇の時間は昔ながらのゆったりした時間を過ごしたい。中年の私の心地いい・豊かさを感じられるのは、ここだな、とまるで別世界を体験しながら、納得しました。

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