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なぜ花の仕事をしているのか?

正直、明確に答えられません
なぜだろう?と
今までを振り返ったりして花歴を記してみましたが
もう少し掘り下げてみよう

”花”は私にとって本来の自分自身でいられるような存在で
私の歴史の途中から、寄り添ってくれてたのかもしれないと
思います

子どものころから花が好きでたまらないって訳でもなく
生け花のおうちに育ったわけでもなく
20代に花に触れるきっかけがあったけど
それからずっと花が好きで好きで花を欠かしたことがないという訳でもなく
でもやっぱり花の仕事がしたくて
なんだかんだと花に関わっています

これまでの私の歴史の中で
ここ数年はとことん自分と向き合う時間でした
もちろん現在進行形ですが
自分と向き合うって、時にとてもしんどいです
嫌な自分をとことん見せられる
嫉妬や自己憐憫や過剰評価したい想いや情けなさ、
様々なエゴが渦巻く渦巻く…
私は自分が好きではなかったのですが
その様々な感情に向き合いながら
自分にかけていた制限や思い込みを
少しずつ少しずつ解放して癒していく過程に
きっと花”の存在があったと思います
なんだかんだいって花の仕事を、「それしかできないから」と
つづけているのも
潜在的に本当は離れたくなかったからなのです

私にとって花は
嫌いな自分を好きにさせる癒しだったのかもしれません
そして自己表現のツールになりました

花は癒す・・・
よくある言葉ですよね
春に花々が咲きだし、癒される
部屋に花を飾り、癒される
道端にちいさな花を見つけて、ふと癒される
花は心にそっと寄り添って、人の心を癒してくれます

誰かにとってそんな存在になるお花をつくれて
喜んで頂きたい。それが私の喜びでもあります
ご注文を受けて、お贈りした方も贈られ方も喜んでいただけると
本当に嬉しい💕

答えになっただろうか
やっぱり明確に答えられない


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