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時差、イギリス英語との戦い

楽しみにしていた研修が始まる。
スケジュールが共有され、朝8時半からスタート。
スポーツイベントのマネージングディレクターが直接教えてくれた。
「この短期間で、全て詰め込むのはかなりのチャレンジだ思うが、
頑張って学んで、日本に持ち帰ってくれ!」と。

英語がわからない子もいるので、通訳をする。
まずは、このイギリス英語に慣れなければいけない。
一緒に参加した男性も、ちょっと聞き取れないっす、助けてください。と言ってきた・・・
きっと協力して、一緒に頑張ればなんとかなる。頑張ろう。

資料が入ったとても分厚いファイルが2つ。
それぞれ、10cmは超えていた。
この2つのファイルは、日本に持ち帰ってもらうと言われる。
え、これを持ち帰れと???重いじゃないか・・・
データでくれればいいのに・・・と思いつつ。

いよいよ、本格的に研修スタートだ。
国際スポーツ大会だから、規則、ルールは統一。
絶対に守ってくれ。開催する種目の数、点数の付け方、クラス分け、
試合の進め方も、ユニフォームの規則などなど、
盛り沢山すぎる・・・

「僕は早く喋るほうだから、いつでも止めてくれていいからね」と。
聞き取るのも一苦労なのに、その上早い、そして、通訳。
脳みそがびっくりしていた。
英語がわからないコには申し訳なかったが、途中から聞き取って理解することだけで精一杯になり、通訳はあきらめた。彼女も理解してくれた。

彼女はこのスポーツイベントのウェブサイト構築の担当だったため、それに関わる部分のみ、通訳した。

こんなに頭を使ったのは、いつぶりだろう・・・
今まで頭を使って、生きてこなかったのではないだろうかと思うくらい、
疲れた。まだ午前中が終わっただけだ・・・
良かったことは、彼の話す英語に少しだけ慣れてきた気がした。

ランチは、事務所のおばちゃんが作ってくれた。
問題はその後だ、ランチを食べるべきではなかったと思うくらい・・・
睡魔が我々を襲ってくる・・・
自分を含め、みんな時差ボケで寝れていなかった。必死で、目を開けて、
頑張る。

さすがに、ディレクターが、
ちょっとストレッチをしよう!と提案してくれた。
こちらとしては、申し訳なかったが・・・仕方ない。
合間にストレッチを入れながら、研修を受けた。

なんとか1日目は終了した。
今晩は寝られますように・・・とディレクターが。
自分達も寝られますようにと祈った。

ホテルにもどり、3人で復習をした。
激しかったね〜、疲れちゃったね・・・と、みんなぐったりだった。




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