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本当に、又吉直樹は太宰治の生まれ変わりなのかもしれない

 と、そんなことを思ってしまう今日この頃。又吉さんは太宰治の自称生まれ変わりだと、本人があちこちで言っているのですが、ふと、「あ~!太宰さんは又吉さんで悲願達成かな」と。

 太宰治は芥川賞が欲しくてたまらず、懇願の手紙を佐藤春夫に送っているほど。結局、取れなかったのです。

 生まれ変わりが本当にあるのか、誰が誰に生まれ変わっているかなどと、もちろん実証などできないけれど、この世にいる人たちを不思議な縁が結んでいる場合もあります。知り合ってみたら、実は先祖同士が知り合いだったとか、ね。

 太宰さんは又吉さんに芥川賞を託したのかなぁ~。こう考えるのも、なんだか時空の浪漫を感じて感慨深いものがあります。

 明け方、ニコマコス倫理学をひたすら読んでいる夢を見て、歯磨きをした後、コーヒーを飲みながら分厚い本を開いてみました。「名誉を欲しがる人は自分の善を証明したいから」的なことが書いてあり、そうかもな~と思った次第。名誉がある人は地位が自動的についてくるけれど、某大学の学長とか地位があっても名誉が欠落している人もいるわね、、と、あれこれ考えていたら、エッセイを開きたくなって月と散文を読んでいる次第であります。

 私はしょっちゅう読んでいるけれど、たまにはエッセイを読んでみる。いいですよ。

 誰のエッセイを読みます? 本屋さんのエッセイコーナーに行ってみるのもおススメです。

 それにして、又吉直樹という男はメンドクサイ男子ですわ。昔の自分にクサイ手紙を書いてみたり、泥を飾ってみたり、、、。「うわーーー、メンドクサっ、なんなのこの男」と思いながらも、どこか共感する自分が居て。

 アリストテレスを夢の中でひたすら読んで、メンドクサイ男子のエッセイを起き抜けに開いている私も、結構メンドクサイ女だな、と。だから独身なんだろうか。

 月と散文を私が購入した理由のひとつは、表紙が松本大洋さんだから。表紙を取ると、又吉さんが現れるところもいい。これは又吉さんのアイデアだそうですよ。本は、いいな~。

山下純子 
 
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