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本当の嘘つき

お釈迦様は「嘘をつけない人になってはいけないよ」と。人の心を守る優しい嘘だったらすごく素敵な嘘だなと私も思います。

最近、嘘についてよく考える機会があるんです。私てきには、本当の嘘って自分に対してつく嘘なんじゃないのかな、なんて思うようになりました。人につく嘘はバレなきゃ嘘だと相手は思いませんし。

本当はなりたい理想の姿があるのに、人にそうなることを勧められて「私なんて」と本心とは違う返事をしてしまう。欲しいのに欲しくないと言ってしまう。

本心の拒否。それをおこなうことが本当の嘘つき。頑張れば可能性が広がるのに在りたい自分を受け取らないのは自分の人生を愛していない証拠。私にはそう思えてしかたありません。人を傷つけたり奪ってはいけないけれど、もっと素直に自分の欲に実直になった方が、山あり谷ありでも結果として豊かな人生なんじゃないかな。

ところで、最近の私に再び古事記ブームがきまして。あれこれと読んだり、古事記関連のオンデマンド配信をよく見るのですが。須佐之男命は本当に魅力的な神様ですね。甘えん坊でやんちゃ。愛に溢れて温情もある。古事記をうんと盛り上げてくれています。

須佐之男命はヤマタノオロチを退治した神。妻はクシナダヒメです。ヤマタノオロチに娘のクシナダヒメを食べられる寸前に出くわした須佐之男命は、彼女の両親に「娘を嫁にくれるならヤマタノオロチを退治してあげてもいいよ。しかも、僕ったらサラブレッドだよ。なにせ天照大御神の弟だし~」と、自分の血筋アピールで姉の名を思いっきり使い、「先に娘をちょーだい」。なんともズーズーしく本音全開で世渡りする神。

神様だって、先に欲しい人や物を手に入れてから行動しているわけです。人間も、欲しいものを欲しいと言い、後でひたすら頑張る。これでいいんじゃないのかな、と思います。

自分の心に正直に生きましょう。たった一度の人生ですものね! 嘘つきにならないように。

今、写真の、この2冊を読んでいます。古事記のさわりを知るにはじゅうぶん楽しめますよ! 鹿児島の実家には古事記完全版があるので、帰郷したときに読みたいと思います。今日は、朝からみっちり仕事しました。これからくつろぎまーす。と、その前にシャワーシャワー。

山下純子

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