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恨みの役割(1)『感情に良いも悪いもないシリーズ』

目次
恨みの役割(1)『感情に良いも悪いもないシリーズ』
恨みの役割(2)『感情に良いも悪いもないシリーズ』
恨みの役割(3)『感情に良いも悪いもないシリーズ』


骨の歪みを解読している時に度々出てくるキーワード。
それは、
「本音の感情を伝えてごらん」

メッセージの内容そのものは単純明快なものなのに、実行できている人はあまり多くはありません。 

本音の感情を伝える。
それを実行するためには3つのステップがあります。

第1ステップ、今自分が感じている感情を言語化する
第2ステップ、感情を現在形にして、 内容を1行にまとめる
第3ステップ、 現在形の感情の単語を省略しないで伝える 

そして、この第1ステップに最大の難関待ち構えています。

それが、

感情に対する評価です。

この感情はポジティブな感情。
この感情はネガティブな感情。
良い感情、悪い感情、 意識が高い人が感じる感情、意識が低い人が感じる感情。

この評価は、

「本音の感情を言ったら、きっとあの人に最低な人間と思われてしまう」

「こんな感情を感じていることを知られてしまったら、暗い人間と思われてしまう」

というような恐れとなって、その感情を感じていないふりをすることにエネルギーが使われるからです。

身体は「さあここで感情を伝えてごらん」という場面で、いつまでも本音の感情を伝えないでいると、骨を歪ませ、様々な症状を作り出します。

最初に歪む骨は、仙骨です。
仙骨の内部から、頭蓋骨の内部までは、オタマジャクシ型の硬い膜(硬膜)でつながっています。 

そのため仙骨が歪むと、操り人形のように特に後頭骨が歪みます。
後頭骨の底辺の内側には、感情の中枢と呼ばれるところがあります。
後頭骨の歪みはその中枢を直接刺激して、感情のボリュームを上げます。 

「わたしは、嫌いなんて思わない!」と抵抗すると、
「そこは嫌いって自覚しろー!」と、仙骨を使って、嫌いという感情のボリュームを上げます。

「 わたしが恨みなどという感情を感じるわけがない」と抵抗すると、
「 恨んでいると自覚しろー!」と、仙骨が歪むのです。

そしてこの仙骨の歪みは、手技で矯正しても、何度でも再発します。
この再発を防ぐためには、 その感情につけられているマイナスの評価を剥がす必要があるのです。

なぜこの感情は、ネガティブでも悪いものでもないのか。それを、クライアントさんに納得できる形で示すことができれば。。。
そんな思いで、わたしは今日も感情の研究を続けています。

まず最初に手掛けた感情は、

『恨み』

この感情が、悪いものでも、ネガティブな感情でもないということが証明できれば、
他の様々な感情も、きっと何か重要なミッションを持った必要な感情だということを感じ取っていただけると思っています。 

つづく


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