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#8「やりたいこと」探し
突然ですが、皆さんは将来やりたいことってありますか?
趣味はなんですか?
自分が本当に好きだと思うことって何ですか?
こう聞かれると、即答できる人って実は少ないのではないのではないでしょうか。かくいう僕も、最近になってやっと「子供の居場所を作りたい」「音楽が好き」「子供が好き」と自信を持って言えるようになりました。
どうしてこんなに自分の「やりたいこと」が明確になったのか。それを実体験を元に書いてみます。
僕は2023年、とにかくたくさんのことを経験しました。例えば、バックパッカーでアジアを旅したり、ピースボートで世界一周したり。
この日々は、間違いなく僕にとって「非日常」なものでした。頭を使っていろいろなことを選択していかなければいけません。
バックパッカーの時は、今日泊まる場所やら食べるものやら。どこに行くかも移動中に考えていましたから。
それに対して、日本にいて「日常」を過ごしていると、大半のことがもう慣れすぎていて、頭を使う必要がありません。無意識でできることがすごく多いのです。
では、「非日常」を過ごしていると、どういうことが起こるのか。
脳内で「これは好き」「これは嫌い」「これやっていると楽しい」「これはあんまり興味ないな」といろいろなものに対して感じるようになっていくのです。
この脳内の作業を繰り返していると、自分の中でめちゃくちゃたくさんあったはずの選択肢の中から、「嫌いなもの」「興味がないもの」が勝手に削られていきます。すると、最終的には、自分の「好きなこと」「やりたいこと」が残っているのです。不思議です。こういうポジティブな記憶って、しっかり残っているんです。
つまり何が言いたいのかというと、本当に自分がやりたいことっていうのは「非日常」から見つかるのかもしれない、ということです。非日常を経験することで、意外と身近な「日常」の中にやりたいことが見つかったりするのです。
やりたいこと探しがしたい人は、そんな環境に身を投じてみては、いかがでしょうか。
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