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【年末年始の旅行プラン】クリスマスシーズンのヨーロッパ2024

そろそろ年末が近づいてきました。
というわけで、今回は年末旅行プランのお話です。

私はクリスマスシーズンのヨーロッパが大好きです。
年間で、ヨーロッパが最も美しく光輝くのがクリスマス時期だと思っています。

クリスマス飾りやイルミネーションを見るだけなら、日本でも充分美しいのですが、やはり本場のヨーロッパは空気が違います。

信仰心から来るものか、クリスマスを祝う伝統が長いからかはわかりませんが、この時期はヨーロッパ中がワクワクオーラで溢れています。

そんなクリスマス時期のヨーロッパへの旅行計画を、今日はじっくり考えてみたいと思います。



ヨーロッパのクリスマスマーケット

クリスマスシーズンのヨーロッパの楽しみと言えば、なんと言ってもクリスマスマーケット。

開催期間は概ね11月下旬から始まって、1ヵ月~1ヵ月半の間行われています。

主要なクリスマスマーケットの本年度の開催期間は次の通りです。

  • ドイツ・ニュルンベルク  11/29~12/24

  • ドイツ・ドレスデン    11/27〜12/24

  • ドイツ・エスリンゲン   11/26~12/22

  • オーストリア・ウィーン  11/15~12/26

  • オーストリア・ザルツブルク 11/21~2025/1/1

  • ハンガリー・ブダペスト  11/15~2025/1/1

  • チェコ・プラハ     11/30~2025/1/6

  • フランス・ストラスブール 11/27~12/27

  • エストニア・タリン  11/22~12/27

  • ベルギー・ブリュッセル 11/29~2025/1/5

  • ポーランド・クラクフ  11/29~12/26

  • クロアチア・ザグレブ  11/30~2025/1/7

これらはいずれも、ヨーロッパで高い評価を受けているクリスマスマーケットです。

中欧でも大規模で高い人気を誇るウィーンのクリスマスマーケット



場所によっては年明けまで開催しているマーケットもあるので、年末年始に訪れて、カウントダウンと一緒に楽しむプランもありです。

中にはドイツ・エスリンゲンの中世クリスマスマーケットのように、個性的なマーケットも開催されています。

中世クリスマスマーケットの様子はこちら↓

個人的に行きたいローカルなクリスマスイベント

大きくて有名なクリスマスマーケットに訪れるのもいいですが、個人的には小さな町の、ローカルなクリスマスマーケットやイベントも好きです。

いつもこの国の名を挙げて申し訳ないですが、やはり私が気になるのは、マルタのクリスマスイベントです。

マルタでは12月初旬から1月初旬までの1ヶ月間、首都バレッタで「Fairyland」というクリスマスイベントが開催されます。

今年度の開催は、12/8~2025/1/7です。

バレッタで開催されるクリスマスイベント「Fairyland」
メインゲート前の広場に、ゴンドラを始めとした色々なアトラクションが登場する
ゴンドラからイベント会場を俯瞰したところ
フォト撮影スポット
小さいがステージも設置されている
イベント会場の近くでクリスマスマーケットも開催される


首都の城塞前で開催されるクリスマスイベントは、なかなか圧巻です。

他にも各地方で、小規模ながらクリスマスマーケットが開催されます。

マルタで注目すべきローカルクリスマスマーケットは、ラバトで開催されるNatalis notabilisです。

ラバトとは、内陸部の中世都市ムディーナの隣の街です。

そんなラバトで開催されるNatalis notabilisは、マルタのベストクリスマスマーケットとの呼び声も高く、多くの人々で賑わっています。

↓は、昨年の開催時の様子を映した動画です。

旧市街の路地が、多くの屋台や人々で溢れている様子が伺えます。

今年度の開催期間は12/6~12/15です。

ローカルなクリスマスマーケットは開催期間が短いですが、都合がつけばぜひ足を運んでみたいところです。

穴場の行き先は…

今、私が最も行きたい国はトルコです。
トルコは猫の楽園でもあるので、愛猫家にとって非常に魅力の高い国です。

そのトルコですが、クリスマスシーズンに訪れたらどんな感じか?

街にはモスクが点在する、イスラムの国トルコ。
そんなトルコのクリスマス時期の様子は...…

こちらの映像はクリスマス時期のイスタンブールですが、他のヨーロッパ諸国にも遜色ないくらい華やかです。
クリスマスマーケットも開催されている模様。

イスラムのイメージが強いトルコですが、オスマン帝国時代から宗教には寛容で、イスラムの一方でキリスト教文化も根付いていました。

トルコ各地にはアヤソフィアを始め、初期の頃のキリスト教会が点在しています。

そして、クリスマスの主役・サンタクロースのモデルとなった「聖ニコラウス」もトルコ出身です。
(トルコ南沿岸部、現在のアンタルヤ県とムーラ県の間と言われています)

そう考えると、トルコで過ごすクリスマスというのも、なかなか興味深いものがあります。

結論は…

では、予算と時間を踏まえた上で、ベストのプランはどんなものか。

効率よく候補地を巡るには、トルコ航空でマルタへ行き、経由地のイスタンブールでストップオーバーなんてプランが良さそうです。

あるいは比較的物価の安い東欧の、ポーランド、エストニア、クロアチアといった国々の人気クリスマスマーケットを巡るとか...…

いずれにせよ、ヨーロッパ旅行で問題になるのは、相も変わらず高騰を続ける航空券です。

特に長距離路線のヨーロッパ便は高額になりがちです。

次回は、そんなヨーロッパ行き航空券について検証していきたいと思います。

みなさん、もう年末の予定は立てましたでしょうか?

年に一度のホリデーシーズン、自分のこだわりを詰め込んで、思い切り楽しいプランを立てたいですね。

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