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ヨーロッパの非日常的ホテル~①コルヌコピアホテル(マルタ)

旅行シーズン到来!素敵な宿に泊まりたい


いよいよ世間は夏休み。
夏の旅行に出かけたり、間近に控えていらっしゃる人も多いかと思います。

特にヨーロッパは、夏がベストシーズン。
日本と違い、湿気の少ない爽やかな陽気で、日が長くなるため観光に最適な季節です。

ヨーロッパ各地には、非常にたくさんの宿があります。
ザ・リッツのような高級ホテルから個性的なブティックホテル、バジェット派に嬉しいB&Bやホステルまで、ホテルカテゴリーも層が厚い。

素敵な宿に泊まれれば、旅行は忘れがたい思い出となるでしょう。
忘れられない旅行にするには、快適かつ、できるだけ日常を忘れさせてくれるような雰囲気ある宿が望ましい。

今回、私が実際泊まってみてよかった、非日常を感じられるヨーロッパの宿をピックアップしてご紹介したいと思います。

ピックアップの基準は、以下の通りです。

  1. 大都会の喧騒から離れたロケーション

  2. ヨーロッパらしい歴史やムードが感じられる

  3. 料金が高すぎず、一人1万円以内で泊まれる(一部例外あり)

長くなると思われるので、今日から1軒ずつ、シリーズで取り上げていきたいと思います。

第一弾はマルタの田舎ホテル、「コルヌコピアホテル」です。

コルヌコピアホテル in ゴゾ島

Cornucopia Hotel
10 Gnien Imriek Street, Xaghra, Gozo XRA 1521 マルタ

地中海の真ん中、イタリアの南に浮かぶ島国「マルタ共和国」。
マルタ共和国はマルタ島・ゴゾ島・コミノ島で形成されていますが、コルヌコピアはそのうちのゴゾ島に所在するホテルです。

しかもゴゾ島の内陸部、小さな村シャーラの中という、かなりローカルな場所にあります。
まさに、日常の忙しさと大都市の喧騒を忘れるのにもってこい。

コルヌコピアホテルのフロント

コルヌコピアは、300年前のファームハウスを改装して造られたホテルです。
年季の入った、立派な石造りの建物で、敷地もかなり広い。
中庭にはプールサイドがあり、プールの向こうにも客室の入った離れがあります。

コルヌコピアホテルのプールサイド

2023年1月、3年ぶりの海外旅行でマルタに行ってきたのですが、その時もコルヌコピアホテルに宿泊しました。
このときはオフシーズンで人が少なかったためか、スタンダードルームを予約したはずなのに、離れにあるトリプルルームへ無料アップグレードしてくれました!

広々としたトリプルルーム

1階にはレストランが入っていますが、ここは大変おすすめです。
ゴゾの郷土料理やマルタワインを、お手頃料金で提供しています。
それに、雰囲気もいい。

コルヌコピアのレストラン

料金の目安は、コース料理と1ドリンクで、20~30ユーロです。
自然の素材を生かしたマルタ料理を、ゆっくり堪能してみましょう。

この日のコース料理、ローカルラビットの煮込みとグリルした野菜。
ラビットはマルタのご馳走なのだ。

難点は、マルタ島からフェリーでゴゾ島に渡り、さらにゴゾ島首都のビクトリアからバスでシャーラの村まで訪れなければならず、遠くて交通が不便なことです。

ただそれだけに、田舎にこもってきれいな空気に触れたいときには最適でしょう。
都会のような騒音に悩まされることもなく、静かに過ごせます。

コルヌコピアの周りは田園地帯

密かに都市開発が進むマルタの中で、シャーラはマルタらしい田園風景の残る貴重ば場所です。
かつてのファームハウスだったコルヌコピアで、時が止まったかような村の空気を味わえれば、たちまち日常のストレスから解放されることでしょう。



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