見出し画像

24歳、鬱病になる。ー〔174〕時間を巻き戻したい

私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。

鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。

自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。


前回の記事では、受診の様子について書きました。今回は、その後の生活を書き記していきたいと思います。

・・・

メンタルクリニックで先生に「焦らなくていいですよ」と言われて、心は軽くなりました。その一言で、まだ再就職活動をしなくていいという免罪符が与えられて気がしました。

ということで、とりあえず私はゲームをし続ける生活に戻りました。その時はドラクエも一通り楽しみ切ったので、次は『ポケットモンスター エメラルド』をやり始めていました。可能な限りポケモン図鑑を埋めることを目標にしてやり込んでいました。

そうやって現実逃避を続けてはいました。でも心の片隅では、ずっと「このままでいいのか」という疑問がありました。

その時によく思っていたことがあります。「時間を巻き戻したい」と。

大学3年の時に休学して、私はアメリカに約9ヵ月留学していました。その期間が、私の人生で最も輝かしい時間でした。勉強に追われながらも、留学生仲間や現地の学生たちと交流を深め、切磋琢磨して過ごす日々。それなりにしんどい時もありましたが、それを乗り越えた達成感と、仲間たちで集まって飲み明かしたウィークエンドは最高の思い出でした。

あの時の自分は、自信に満ち溢れていました。それなのに、今の自分は仕事もせずに、家に籠ってゲームばかりしている体たらく。「どこで私は間違えってしまったのだろうか…」なんてことを考えては、今の生活が嫌で嫌でたまらなくなりまいした。


記事のバックナンバーなどは、こちらのマガジンでまとめていきます。