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24歳、鬱病になる。ー(209)ストレスのない忘年会

私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。

鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。

自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。


前回の記事では、気心知れた先輩たちとの忘年会のために京都へ向かったことを書きました。今回は、その忘年会の様子を書き記していきたいと思います。

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高速バスで京都に着き、まずはホテルにチェックイン。それからシャワーを浴びるなどしていると、いい時間になったので、予約したお店へと向かいました。

今回の忘年会の参加者は私を含め3人です。呼びかけたのが4人だったので、欠席者が出なかったとしても、元から会という程の規模ではありませんでした。それは私がストレスなく楽しめる最高のメンバーを厳選したからでした。参加する先輩達には公然と言いませんでしたが、この忘年会は、この1年色々あった私のための会でしたので、そのことに対して不満などは出ませんでした。

お店の前で待っていると、”ゴッドねーちゃん”先輩が来ました。もう1人の先輩も少し遅れて合流しました。

会は非常に楽しかったです。近況報告を交えながらも、映画の話や文学の話などしました。

「フライドポテトは、アムステルダムではマヨネーズ付きなんですよ」注文したフライドポテトにケチャップが添えられているのを見て、私は言いました。「これは、『パルプ・フィクション』で言ってました」

それを聞くと先輩たちは、「確かに言ってたな」と笑いながら返してくれました。こんなどうでもいい小ネタをわかってくれる人たちがいることが、本当に嬉しいことでした。

会は盛り上がりましたが、11時前の2次会まで終わることにしました。昨年の忘年会は徹夜でしたが、私の体調のことは先輩たちも知っているので、常識の範囲内での解散となりました。

しかし、京都に1泊するという”ゴッドねーちゃん”を捕まえて、「明日の朝、コメダ珈琲でモーニング食べましょう」と誘ってみました。先輩は、快く了承してくれました。

それからはホテルに戻り、ちょっと興奮状態にありました。そうやってなかなか寝れなかったら困るという心配は事前にありました。なので、処方されていた睡眠薬の余りを持ってきていました。それを飲むと、すんなり眠れました。


記事のバックナンバーなどは、こちらのマガジンでまとめていきます。