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人生のガチャを引く

僕は社会に出てから現在まで
会社員として働いたことがありません。

アルバイトという条件で働いた経験はあります。

なので職の経験で轍を踏んで拍がつくような「キャリア」と、
僕が後をつけた轍は違っていて
これからもそうでしょう。

僕は旅に出たり
住む場所を無くしたり、無職を経験したり、
自慢できるような地位がつくようなストーリーはないんですよね。

あ、全く暗い話でも無いし、
住む場所を無くしたときは
全く落ち込んでなくて
むしろちょっとワクワクしてましたから。

そんな僕の経験ですが
本当にたくさんのことに恵まれて
今もやりたいことをさせてもらっています。

僕は「パーマカルチャーデザイナー」として
生きていくことを決意して
今は僕が尊敬するパーマカルチャーデザイナーに
一番近い場所で暮らして学んでいます。

パーマカルチャーとは、
permanence:永続性
agriculture:農業
culture:文化
の三つの言葉を掛け合わせた言葉で
パーマカルチャー(permacuture)と呼んでいます。

人が自然の生態系と分断することなく
自給共生型の暮らしをしていくことが
パーマカルチャーの簡単な説明になります。

その暮らしをデザインしていく資格を得られた方が
パーマカルチャーデザイナーと
呼ばれています。

ちなみに僕もパーマカルチャーデザイナーではあります。


さて、話を戻すと
そんな特別な環境を得られていますが
今いる環境もそうだし
過去の環境も常に特別な環境が僕にありました。

お金もなければ
自慢できる過去の成績もスキルもありませんが、
ただこれは運が良かっただけなんですよね。

というと、この記事が終わってしまうので
もう少しこの運がなぜ良かったのかを
説明させてください。

点を打てる機会が多かった

前回の記事で「オプションを増やす」について
記事の内容にありましたが
付け加えてここで説明します。

「運が良かった」はつまり、
「運が良かったと呼べる環境の場の点を多く打っていたから」
だと思っています。

僕が環境問題に関心を持ち始めたころ、
政治の分野や社会運動や自分で畑をやり始めたり、
環境問題に関わることの学びや現場を訪れました。

環境問題と畑の関連について、
環境負荷の掛からない食糧生産として
リンクしています。

ここで言う「点」とは
政治に分野を勉強して実際に議員の話し会いの場に足を運んだり、
社会運動として路上でアピールをしたり
畑をしたことからオーガニックや自給に関心を持ったりと
点が増えてきました。

その点がまた点を打ってくれました。

点を打つとその分野についての学びが深くなると同時に
たくさんの人とも出会います。

人が僕にとって
現在の環境に繋がる
ととても大切な存在になりました。

制約を無くす

また点を打つには
点を打つ余裕が必要になります。

この「余裕」が
僕は誰よりもあったんです。

僕は固定費がとても少ないので
そんなにお金がなくても生きていけるんですよね。

また、会社員でも無いので
企業の売り上げに貢献する時間もか無い。

つまり僕にかかる制約はとても少ないんです。

だから余裕がたくさんあって、
多くの点が打てた。

「ミニマリスト」の本質的なことは
制約をなくして余裕を作るところにあると思っているんですよね。

だからミニマリストが
何年か前から推奨されているのかなーと思っていて。

ちなみに僕はミニマリストではありません。

「ガチャ」を引く機会を作っていく

話を戻すと
余裕があり、たくさん点を打てたことで
「運が良かった」と呼べる現在に至っています。

こんなことを言っていますが、
運の無さを自覚されている人に対し、
「点を多く打っていないから運が悪いんだよ」
と言っているのはありません。

「ガチャ」と呼ばれるように、
環境が社会が1人の人生を左右させてしまいます。

「点」と呼びましたが、
「ガチャ」の方が正しいかもれません。

「ガチャ」を引ける環境が
「ガチャ」によって作られただけの話。

やっぱり僕はただガチャが良かっただけ。

ガチャをうまく引けた特権のある僕のような方は
「社会の良いガチャを増やすこと」が
条件についてくると思っています。

それが社会問題に関心を持って
誰も排除されないシステムをつくることに
声をあげて足を動かすことなのかなーと思っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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