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森づくりから見えること

こんにちは。
じゅんじです。

"自然とつながるサステナブルな暮らし"
"自分を大切にするセルフケア"
をテーマの記事を書いております。

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☆「自然とつながる新生活」
暮らしから自然との一体感を実践。
まずは「食」から自然とつながることを記事てみました!

☆このプロジェクトを応援しています!
コスタリカの農園に、植樹して「なまけものの通り道」をつくろう!

前回の内容で僕たちが開催している
オンラインで社会問題を学ぶ講義について
ご紹介しました。

4月のテーマでは
「森づくり」から「社会」との繋がりについて
特別講師をお招きして開催します。

今回の記事では
その講義に含まれる
「森づくり」をテーマに
記事をお届けします。

「森とつながる」をテーマに

2年前に僕はカフェの開業を経験したことがあります。

僕たちがやっていたカフェは
「森とのつながり」をテーマに
営業していました。

内装は木材を自分たちで張り
手作りに近いカフェができました。

その際に使われた木材に
「森とのつながり」
を意味しています。

皮むき間伐の内装で

僕たちが使用した木材は「間伐材」です。

ただの間伐材ではなく
地元の山から「皮むき間伐」という手法で
とってきた木材です。

皮むき間伐とは、
密集した木々の間に光や空気を通し
豊な自然を築くために行う森の作業の一つです。

真っ直ぐに伸びた針葉樹のスギやヒノキに適した間伐方法です。

スギやヒノキの皮を立ったまま剥がし
水分や栄養の巡りを止めます。

木の皮を剥いたままの状態で一年以上そのままにしておくと
水分が抜け、枯れた状態になります。

その状態で木を切ると
通常の木をよりもかなり軽くなり
機会で運ぶことなく
人力で、切った木を運ぶことができます。

機会を入れるための無駄な伐採も行わないため、
機会を入れるコストが削減します。

スギやヒノキなどの人工林は
日本の自然を壊してしまった一つの原因です。

木材として使用しやすいスギやヒノキは
日本の経済のために
本来の森を伐採され
次々に植林されました。

そしてスギ・ヒノキだけ集合した森は
他の生き物の棲家なども奪ってしまいました。

多く植えられたスギ・ヒノキは放置されたまま
さらに大切な森の自然を無くしていきます。

そういった問題に向き合うために、
皮むき間伐をしたスギをカフェの内装にしました。

皮むき間伐の様子

フードフォレストを伝えるメニューで

「森とのつながり」は
皮むき間伐だけではなく
メニューにきっかけをつくっています。

メニューには耕作放棄地を
無農薬・無肥料で栽培した甘夏を
ジュースにしたり、ケーキにしたり、
クラフトコーラなどにして
森とのつながりのきっかけをつくっていました。

その耕作放棄地は
甘夏栽培がされていますが
もうひとつ大切なコンセプトして
「食べられる森づくり(フードフォレスト)」
があります。

フードフォレストはその名の通りに
食べ物がある森のことです。

ただ、普通の農園と異なることは
食べる行為をするものは
人間だけでないということです。

つまり他の生き物にとっても
食べられる森であることが
フードフォレストです。

森に住むものは人ではありません。

森には先住民としてすでに
住んでいる生きものたちがいます。

人は逆に生き物たちの土地に
無理やり土地をお借りしている状態です。

その生き物たちに対して
農薬をかけることは
植民地支配と同じことのように感じます、

僕たちが食べられるものをつくったのなら
公正なシェアとして
先住民の生き物と共有することが
感謝の印になります。

森の先住民である生き物も含めて
僕たち人間もコミュニティです。

そういった
先住民の生き物たちも一緒に食べられる
「フードフォレスト」を伝えるために
甘夏をメニューに加えました。

「森づくり」から見えるものは
環境問題へのアプローチだけでなく
僕たちのこれからの暮らし方や社会との関わり方が
見えてきます。

僕も森づくりの活動は
まだ完全に関われてはいませんが
これから森づくりの活動もやっていきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

次回もお楽しみください!

コメント・シェア歓迎です!

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