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20代が話す気候危機の不安

こんにちは。
じゅんじです。

"自然とつながるサステナブルな暮らし"
"自分を大切にするセルフケア"
をテーマに記事を書いております。

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今回の内容は「気候危機」に関する内容をお届けします。

気候危機がこのまま進んでいくと、
僕たちが生きている間に
これまで経験したことがないような
被害が予想されています。

今回の記事では、
気候危機に不安を抱いている20代の方が
「不安に感じていること」を共有し
解説していく内容です。

個人を守るために
詳しい年齢・性別・名前・職業など
全て非公開とさせていただきます。

全て非公開ですが、
誰にでも共通した不安であると思います。
僕が改めて危機感を持つための内容でもあります。

Aさん。「自然が好きなのに、自然が無くなることへの危機感」


20代のAさんはもともと自然が好きで、
その自然がなくなることに危機感を覚え、
気候危機の勉強会や
デモなどの市民運動に参加されています。

しかし職業柄、
勉強会への顔出しはOKとされていますが
市民運動への参加はできないようです。

参加をするとしても
顔を隠して距離をとって見ることで
参加の意思表示をするようです。

デモなどの市民運動は
一般的に良い印象を持たれていません。

僕たちのような一般市民が、
自分たちが抱える生活の不安を表すためにも
デモなどの市民運動は欠かせないツールだと思っています。

デモは暴力的な印象が大きいと思いますが、
実態は"暴力的な手段を用いないための手段"でもあります。

「職業柄でデモに参加できない」は
僕たちが考えないといけない課題だと感じています。

Aさんは、
「自然が無くなることへの危機感から未来が不安」
と話されていました。

気候危機の影響は
自然の多くの命を奪ってしまいます。

気温が高くなると、
空気が水蒸気を吸収しようとして
地表や植物などから水分を奪ってしまいます。

この状態は「『水蒸気飽差』が高い」と表します。
「飽差」は、空気中の水蒸気を取り入れられる余地を言います。

地表や植物から水分を奪ってしまうと
乾燥した燃えやすい土地に変わってしまいます。

そこに落雷や垂れ下がった電線などがきっかけに
火がついて森林火災へと繋がります。

森にはもちろんたくさんの生物がいるのですが
火災が起きると
彼らの命は奪われていきます。

また森に繋がった河川の水質も
火災によって汚染され
生物の生息域を破壊することになります。

森林火災だけでなく、
気候危機によるあらゆる影響で
自然が破壊されて生物が生きられなくなる状況を
つくってしまいます。

Aさんの不安は現実で起きていることです。

気候危機は自然災害ではなく
"僕たちの社会から起こること"ということを
忘れてはいけません。

そして僕たちの社会が原因であるにも関わらず
一番影響を受けているのは
"自然の命"ということも忘れはいけません。

Bさん。「気候危機から、戦争への不安」

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