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【観光】観光経済とは?⑤

こんにちは。新小樽少年です。

これを書いている日は日曜日なのですが、土日は比較的時間が取れて、記事の執筆に集中できますね。

最近は晴れ続きが多くて出かけたい気分もあるのですが、時短営業しているお店とかも多いので、大胆に出かけるわけにはいかなそうですね。

さて今日は「観光経済」の第5回目となります。前回の内容も踏まえつつ、今回は「旅行仲介業者」について触れていこうと思います。

1.前回のまとめ

前回の記事では「主催旅行業者」について触れ、そしてその経済性、地域にはどのように影響を与えているのか、どのように競争戦略が行われているのかということに考察してきました。

2.主催旅行業者とは何が違うのか

「旅行仲介業者」は主に旅行商品の販売、予約を主に行っている業態のことを言います。これに対し「主催旅行業者」とは旅行商品の設計、パッケージツアーの計画を組む業態のことを言います。(トリップアドバイザーなどは「主催旅行業者」の一例。)

3.旅行業界の発展

私の記事ではドイツの観光市場は1970年代から1990年代に空けて大きく発展を遂げてきたと再三触れています。

そしてドイツ人のおよそ50%が旅行代理店を利用していることで一時的に旅行仲介業者(以下、「旅行会社」)の数は増加傾向にありましたが、2000年以降は減少傾向にあります。

その理由はコスト削減のため、手数料が削減されたからです。またインターネットの発展に伴い、電子商取引が盛んになりました。これが固定された旅行会社に苦境を強いることになるのです。

4.旅行業界内の集中化

これは前回の記事でも触れた内容と似ているのですが、「旅行仲介業者」のなかでも集中化が進められています。つまり競争が寡占化されつつあるということになります。

2009年ドイツで1位になったフランチャイズ旅行会社は「TUI旅行センター」となりました。なおTUIに関しては前回の記事で触れていますので、今回の記事では大きく触れません。

5.旅行会社へのアクセス

ドイツでは至る所に旅行会社が存在します。なかでも利用者が多いのが人口が集中しやすい大都市部分になります。

大都市部分に集中するため、多くの人が旅行会社を利用します。それゆえ旅行会社はより多様なニーズに対応し、情報を提供する必要性が求められています。

6.まとめ

「旅行仲介業者」、旅行会社は旅行に関わるサービスと商品の販売をビジネスにしています。

仲介業者や主催旅行業者を含め、旅行業界内には集中化していく傾向があります。子会社やフランチャイズ、大企業と連携する企業が増えていくためだと考えられます。

新小樽少年

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