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【国際】スウェーデンはなぜコロナウイルス感染者が少ないのか?

こんにちは。進撃の新小樽少年です。

私はドラックストアで働いているのですが、緊急事態宣言が出されたのにもかかわらず、ポイントが倍になる日があることに疑問を抱きます。密の要因になるって分からないんですかね?
バカ経営者の下で働くのは本当に嫌です。(笑)

そんなことはさておき、今回はこのようなタイトルで進めていきます。
欧州各国がロックダウンや外出を禁止している中、スウェーデンは一切、自粛の要請や外出禁止などの命令が出ていません。

それはなぜなのでしょうか??

【要因1】ひとり暮らし世帯が多い

スウェーデンはEU各国内と比較すると一人暮らしする人が多いです。
EU内では大体の人が25~26歳まで両親と暮らしていますが、
スウェーデンの場合、16~17歳くらいから一人暮らしを始めます。
(めっちゃ早い!!)

イタリアやスペインでは暮らしを共にしている人が多いゆえに、集団感染が起きやすくなってしまいます。しかし一人暮らしをしているならば、このような「密」は回避することが可能です

この一人暮らし世帯の多さが感染者増加への大きな歯止めになっているようです。

【要因2】衛生面をめちゃくちゃ気にしている

スウェーデンの人々は普段から前の人とは歩く距離を空けるや、
咳などに最大限のエチケットを払っていることが要因として考えられます。

実際にストックホルムで暮らしている人たちは、最低でも1メートルの間隔を空けるようにしているみたいです。

これは相手を不快にさせないために、ある意味、相手への配慮をするという社会的責任に基づいているとも言えます。

私自身もとても潔癖症なので、このような距離感を普段から取ってることからピンピンしているのではないかって思っています。(笑)
(電車のつり革、エスカレーターの手すりに触れない、エスカレーターの間隔は一つ空けないとダメ、人込みに行くと吐き気がするレベルです)

【要因3】そもそもリモートワーカーが多い

スウェーデンの労働者の3分の2は現在、自宅で仕事をしているみたいです。
このコロナウイルスが流行する前でも、首都のストックホルムで3分の1が、リモートワーカーだったみたいです。
(すごいな~)

北欧諸国はたしかにIT分野の産業が著しく発達しています。それゆえ外に出て、働くという機会は少なくなります。また時間にも余裕が生まれ、柔軟に時間調整をすることが可能になります。北欧諸国が幸福度が高い理由もこういう点から紐どいていけますね。
(所得システムはどうなっているのでしょうか??)
(「働き方改革」って何やねん。)

これはフィンランドノルウェーも該当するみたいです。
(ちなみにフィンランドやノルウェーはロックダウンを行っていません。)

【要因4】中国と仲が悪い

実はスウェーデンは中国ととても仲が悪いことで世界的に有名です。

2018年に中国人観光客がホステルの対応を気に食わず、スウェーデンの警察に暴力を振られたという報道が出回りました。しかし、これは中国人のフェイクニュースでした。これが引き金となり、中国人のスウェーデン批難が始まりました。

最終的には、中国政府がスウェーデン政府に対し、謝罪するという形で和解に至ったのですが、私も昨年スウェーデンに訪問した際に、中国人の姿は全く見かけませんでした。

スウェーデンのアンケート調査によると、スウェーデン人の7割近くが中国人が嫌いと答えているようです。
(これに関してはネットニュースなので定かではありません。)

実際のところは中国人の訪問数が少なかったがゆえに、コロナウイルスの拡大しなかったのではないかと私は疑っています。(笑)

記事のまとめ

いかがでしたか?
記事の大本はBBCニュースに依拠していますが、
スウェーデンのライフスタイルから感染拡大を防ぐことは十分に可能だと思っています。学びはいかなるところにも落ちているものだと痛感しました。

最後にスウェーデンの大統領はこんなことを言っています。
“No one is alone in this crisis, but each person has a heavy responsibility.”
「我々は一人ではない。個人が責任を持って行動しよう。」


スウェーデンはたしかに他の国と比べてもコロナウイルスの感染拡大を防いでいます。外出も可能で、街には普通に人が出歩いています。カフェやレストランも通常営業しています。しかし大統領の言葉からは油断をしていないニュアンスが強く感じます。

先日、中国国内で観光フィーバーとなっているニュースを目にしました。
このご時世にあのような行動をとるのは少し不適切かなと思いました。

とはいえ私たちにできることは沢山あるはずです。
状況を理解していない、政治のセンスもない役人が多い国ですが、
前を向いてこの危機を乗り越えていきましょう!

P.S 少し皮肉と偏見が混じっていますが、これが私の性格なので許してね!

新小樽少年

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