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たまには1人もいいもんだ

 昨日、なんか疲れて1人で飲みたい気分で、少し早い時間に行きつけのBarに行ったんです。

 するとちょうど時間的にもご時世的にもお客さんがいなくて、僕とバーテンさん二人きりで。いつもはその店に行くと、顔見知りの常連さんの誰かがいて。もちろん安心感もあるけれど、ちょっと疲れた夜はそんなに話したくない日も本当はあったりして。もちろん、知り合いが増えることは嬉しいのだけどね。

 そんな久々の状況の中で、仕事の話とか、初めて僕がこのBarに来たときの話や、昔来ていたけど今は来なくなったあの人は何やってるんだろうね、なんて二人で同窓会のようにしっぽりと話して、とてもゆっくりな良い時間を過ごせました。

 結局、僕が最後の一杯を頼んだあたりで、どんどんお客さんが入ってきていつもの騒めきが戻って、忙しそうなバーテンさんに軽く挨拶をして店を出たのですが、寂しさはなく、なんだかほっこりしました。

 騒めきも好きだけど、1人で静かに過ごす夜もいいもんです。さて、今日はどっちを選ぼうか。

 さて、今日の一曲。急に思い出した昔良く聴いてた曲。アーテイスト名も曲名も忘れていたのに、急にピアノのイントロだけ浮かんで。どうにか思い出して聴いた時の感動と言ったら・・・今聴いても色褪せない名曲です。

 

僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。