金曜日のcookbookランキング
#135 シンプルなものの春夏秋冬
新たな料理本との偶然の出会いを楽しむ、金曜日のcookbookランキング。
9月第2週のランキングをお伝えします。
今週は群馬県の中之条町に行ってきました。
目的は2年に1回開催されている国際芸術祭「中之条ビエンナーレ 2019」を観ること。
2007年に始まったこのビエンナーレ、今年で7回目の開催となります。
もう10年以上続いているんだなぁ。
中之条町といっても広いので、会場すべてをまわるには泊りがけで行くことをオススメするのですが、今回はスケジュール的に余裕がなく1日で可能な限り会場を観て回りました。
最初に着いたのは、六合地区。
ここは里山の風景が色濃く残っている地域で、なぜだかわからないけど来るたびにホッとします。
この地区にある、むかし妻がお世話になった「湯本家住宅」。
その玄関の写真。
よく見ると「月桂酒」と書かれた看板がかかっていますよね。
この月桂酒というのはマムシを使ったいわゆる薬酒で、作家の幸田露伴も愛飲していたんだそうです。
撮り忘れましたが、その手書きのレシピは屋内に額装され、飾られていました。
アート作品のなかで個人的にツボだったのは、旧五反田小学校に展示されている浅野暢晴さんの〈トリックスター〉という彫刻作品。
観葉植物を収めることができる鉢形の彫刻なのですが、ビエンナーレが始まる前にいろんな家で「ホームステイ」としてお世話になり、ビエンナーレの期間中はこの場所に再会して「青空授業」をおこなっているというユーモアあふれる作品となっております。
こういうのホント好き。
中之条ビエンナーレ 2019は9月23日まで開催されているので、興味を持たれた方はぜひ足を運んでみてくださいね。
それでは今週のランキングを見ていきましょう!
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