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異常気象のいま、世界は食の意識を変え始めている
cookbookから環境保護をはじめる その1
世界規模で異常気象が続いていますね。
The Bay Area woke up to foreboding, smoke-choked skies this morning. Here’s why: https://t.co/rXVgQst5As pic.twitter.com/3IwDqYdI1P
— San Francisco Chronicle (@sfchronicle) September 9, 2020
一面がオレンジ色に染まったサンフランシスコなんて、もはやアンディ・ウィアーの『火星の人』の世界。
人間が住めなくなったら、地球の風景もこれが常態になるんじゃないかしらん?
Horrifying images coming out of the Bay Area due to ongoing wildfires. Climate change is not some distant future. There’s no denying that it’s here, and it’s banging on our doorstep. pic.twitter.com/lGYUSZy2sC
— Kamala Harris (@SenKamalaHarris) September 10, 2020
こうした異常気象(もはや「異常」ではない)は、環境破壊が原因だと言われていますが、実はCOVID-19などのこれまでにない新型ウイルスが発生するのも、環境破壊と強く関係があると言われています。
いままで生活圏を共にしていなかった動物どうしが、環境破壊で住処を追い出された結果、頻繁に接触を繰り返すようになり、他種に固有のウイルスが変異して、ゆくゆくは人間にも伝播していくというんですね。
だとすれば、未来に悲観的になるのは本意ではないですが、今後もCOVID-19だけにとどまらず、新しいウイルスがどんどん世界中でパンデミックを引き起こすのでしょう。
ビル・ゲイツはちゃんと科学的に予測(「予言」ではなく)していました。
さて、だとしたら、これからの世代に生存可能な地球をちゃんと受け継いでいくために、いまぼくたちができることは何なのか。
欧米のcookbook作家はすでにそういうことを当たり前に考え、思索の成果物たるレシピを作品として発表しているし、メディアもこれを好意的に評価しています。
これに対し、日本でベストセラーとなっているような料理本は「時短」「おいしい」「頑張らない」ばかり。
それはそれで日本社会の問題点を浮き彫りにしていて興味深いのですが、環境破壊のスピードを考えると、もはやそんなことを言ってる時間的余裕はない!というのが現状です。
そんななか見つけたのが、アメリカの書籍紹介サイト「ブック・ライオット」の8月25日付け記事。
「環境保護のためのcookbook10選」というものです。
豪雨や巨大台風、新型ウイルスによって自然界からコテンパンにのされた日本も、遅かれ早かれ、こうした環境への配慮がなされた食に目を向ける時代がやってくるはずなので、先端的な議論を見ておくことは決して無駄にはならないはずですよ。
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