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cookbookはフォークを使ってその土地や文化を学ばせてくれる旅だ

The 2019 Piglet 決勝戦『Bottom of the Pot』vs.『Season』

2018年に発売されたcookbookのなかから、精鋭16冊が参加し、トーナメント戦で優勝を決める「The 2019 Piglet」。

いよいよ今日が最終回、決勝戦となりました。

今年の決勝の舞台で対戦するのは、ナズ・デラヴィアンの『Bottom of the Pot: Persian Recipes and Stories』と、ニック・シャーマの『Season: Big Flavors, Beautiful Food』です。

前者は、準決勝でアロン・シャヤの『Shaya』と対戦し、cookbookにおける作者のヴォイスとレシピ集としてのバランスについて考えさせてくれたcookbook。

これに対し後者は、準決勝でトッド・リチャーズの『Soul』と対決し、いかに独創的なレシピであっても、記述どおりに作ればそれを再現できるという正確性が大切だということを教えてくれたcookbookです。

さて、今年の決勝戦のジャッジをつとめるのは、モデル/女優であり、現在はフード・エキスパートとしても活動をおこなっている、パドマ・ラクシュミ。

日本ではリチャード・ギアとの交際が話題になったことで有名なんですかね?

インド・チェンナイ生まれのパドマは、キャリアの初期の頃から食についても関心を示し、1999年に出したcookbook『Easy Exotic: Low-Fat Recipes From Around the World』では、グルマン世界料理本大賞の最優秀初書籍賞を獲得しています。

また、2016年に出版した回想録『Love, Loss, and What We Ate: A Memoir』でも、グルマン世界料理本大賞の最優秀ライフスタイル・ボディ&ソウル賞を受賞し、2冠を達成しているんです。

そんな「cookbookの勝ち方」を知っているパドマが、一体どんな評価を下すのか。

2019年Pigletの決勝戦、試合開始です!

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