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長編小説【三寒死温】Vol.0 目次

死にゆく者の魂を癒やす。そんなことが、俺にできるのだろか・・・

経験したことのない高熱にうなされる中、ふと気がつけば、誰かが俺の枕元に立っていた。
「私の仕事を手伝っていただくことはできませんか?」
報酬は、一人につき100万。
「これから死にゆく方に、一日だけ、寄り添っていただければ結構です。」
三人と会えば、俺の面目は保たれる計算だ。

大金を必要としていた俺は、この『胡散臭いオファー』に、二つ返事で飛びついた。


■目次■

プロローグ

第一話 人探しの得意な探偵
 【第一章】気の利かない夢
 【第二章】暗転と終幕
 【第三章】幻に恋する日々
 【第四章】命あっての物種
 【第五章】春に降る長雨
 【第六章】届いていた手紙
 【第七章】憧れと戒め

第二話 律儀な看護師の旦那
 【第一章】用意していた台詞を飲み込む
 【第二章】慈善事業を勘違いしている
 【第三章】「少年A」と呟いていた
 【第四章】数え上げたらキリがない
 【第五章】溺れる者は藁をも掴む
 【第六章】「友人A」と呼んでおきましょうか
 【第七章】いい人、いい人、どうでもいい人

第三話 型破りな中学校教師
 【第一章】若作りが中途半端な教師
 【第二章】生徒の想像を裏切る教師
 【第三章】従兄に恋をする従妹
 【第四章】質問に質問で返す教師
 【第五章】煙草を投げ捨てる教師
 【第六章】真実をしたためる従兄
 【第七章】任務を失敗する教師

エピローグ


■その他■

文字数:約120,000字/文庫本換算:230ページ前後

縦書きで書かれたものですが、横書きだと行頭一字下げは読みづらく感じるので外し、その分、適宜改行を入れたり行間を空けたりしています。
また、二桁以上の数字に関しては、読みづらさを考慮して算用数字を使用しています。


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