40歳からのスタートアップ
初めまして、株式会社ShippioでCEO室、Marketing & InsideSales Headのじゅんはや(早坂)です。スタートアップ、マーケティング、インサイドセールスについて色々発信していきます。今回は自己紹介です。
1. 外資系企業での貴重な経験
元々は日本企業にてネットワークエンジニアやプリセールスをしていましたが、厳しい会社に行きたいと思うようになったのは30歳くらいでしょうか。
海外ドラマで見るような「明日から来なくて良い」とデスクにダンボールを置かれるような環境に憧れがあり、外資系企業にチャレンジしました。
経歴としてはAkamai(CDN)、Marketo(MA)、Blue Prism(RPA)と割と時代に求められているソリューションに携われていたと思います。
外資系企業では非常に良い経験をしました。
言うまでもなく報酬を含めた給料
アメリカでPMFした、ある意味完成された製品を扱える
製品の革新的なバージョンアップを体験できる
The Modelなんて言葉はなくても完全分業で専門性を底上げできる
計算され尽くしたオペレーション
グローバル企業のCEO含めた経営陣はやはり超絶優秀
セールスの数字のフォーキャストからパイプライン管理の仕組み、プリセールスであればプレゼンやデモンストレーションをこれでもかというくらいトレーニングの場があり、確実に自身のスキルが上がっている事を実感できていました。
特にMarketo時代は当時のカントリーマネージャーである福田さんの元で働けたのは貴重な財産でした。
2. 人生における価値観
外資系企業で全力で駆け抜けて、仕事も仲間にも恵まれていた環境でしたが、40歳手前で、こんなことを思うようになりました。
これを続けてお金やスキル取得には満足するけど、これでいいのか?
なぜかと言うと
自分が使っているツールやハード、ほとんど外国製
日本って課題だらけなのに、自分は社会課題に向き合ってるんだっけ
日本から世界に羽ばたくITベンダーっていたっけ
自分が今までやってきたこと、Outputできてるんだっけ
40歳手前にして、残りの人生はしっかり社会課題に向き合おうと強く思うようになりました。
若い方、特に20代の方がこのような思いを持っている方が多い印象があります。とても素晴らしい事だと思っています。
3. 最後のチャレンジと仲間
とはいえ、数あるスタートアップ企業で自身とマッチするスタートアップを探すのはとても難しいです。
40歳という年齢的な事
外資系企業で割と上がってしまった年収
変にプロダクトを見る目が肥えてしまっているため、まだこれしかできてないの?とか、それをやって何になるの?という考えが邪魔してしまう
自身が活躍できる場 = ポジション がなかなか見つからない(シリーズ次第ですが、すでに経営陣は存在するし、1プレイヤーになるのも給与面ややりたいこととマッチしない)
奇跡的に現在いるShippioのCEOと出会い、CEO室、Marketing&Inside Salesの統括するポジションをやらせて頂いておりますが、ここまで来るのに様々なスタートアップの方と会話させて頂きました。
最終的には自分が何をやりたいか?よりも誰と働きたいか?が重要だったと思います。
つまり、この人と一緒に社会課題に向き合いたいと思うことができれば役割はどうとでもなる(ジェネラリスト的な働きができる)年齢でもあるからです。
そして、スタートアップでは”もうこれが最後だな”と思える事が重要です。この人達とチャレンジしてダメだったら、多分どこもだめくらい思える人たちではないと飛び込まない方が良いです。
4. おすすめ
30代後半、40代の方で起業するわけでもなく、何か残りの人生をかけてチャレンジしてみたいと言う方はスタートアップがおすすめです。
ただ、ご家族の状況だったり色々ある年齢です。
年収面で折り合いがつかない方もいると思います。
とは言え外資系企業で勤務している方は、もう充分稼いだのではないでしょうか。
残りの人生、日本のために新しくチャレンジするのもおすすめです。
ご自身の培ってきたナレッジや経験をぜひ日本に還元しませんか。
以上が自己紹介 & 一緒に働きませんか?のメッセージになります!
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