外資系企業で仕事をサボった社員の末路
今日も一日お疲れ様です、おうちOLです(`∀’)ノ
外資系旅行会社でフルリモート勤務をしています。
前回の記事でチラッと仕事をサボった人の話を小出しにしていました。
今回は実際に私が目にした、
「こんなにあからさまにサボる人いるんだな」という人のエピソードをシェアしたいと思います。
序章
私が現会社に入社した最初の部署でのこと。
私の1ヶ月遅れで入ってきたローラさん。
(仮名:モデルのローラに似ているのでそう呼ばせて頂く。身バレ防止と、その国のイメージに先入観を植え付けたくないため国籍は伏せます。)
ローラさんも私と同じ関西住みでフルリモート勤務。私がローラさん出身国へ長期旅行した事もあり、たまにお茶をする仲になりました。
ローラさんは日本に来て10年以上、日本語はペラペラですが旅行業界の経験はありませんでした。
2児の母でもあり、忙しい育児・家事をこなしながら
新しい業界へ入ってきたばかり。
慣れない作業もあってか、私は彼女の話を聞く機会が多かったです。
最初は何の疑いもなく、会う機会が増えるうちに、
お互いにプライベートな話もする仲に。
すると、所々で「おや、、、?」という感覚が私の心の内で芽生えてきたのです。
日系企業と比べるとかなり融通の効くウチの会社。
そのような状況でも、
「それは流石にやりすぎじゃないかい?」
という状況が、話の節々から浮き上がってきました。
Case 1:
子供の世話が大変だから、仕事は夕方以降〜深夜に片付けている(もちろん会社への報告はなし)
私:あの〜、、、
ウチの会社のコアタイムは10:00-16:00なんですけど( ˙꒳˙ )?
ローラ:「仕事さえやってれば、文句言われへんでしょ。むしろ、こんなに作業量多いのに残業代金もつかないなんて!」
と逆に会社への文句が出てくる始末。
残業っていう概念を履き違えているよね。。
なんて無敵なんだ、、、!と度肝を抜かれる私。
Case 2:
期日が決まっているタスクを期限通りにやらない
私:あの〜、、、
このタスクは重要案件だから
期限が決まっているんですけど( ー̀ ー́)?
ローラ:「私は子供の面倒で忙しすぎて無理やねん。だから毎回遅れてやってる。」
ちなみにその遅れたせいでタスクが完了しなかった場合はできませんでしたと報告していたようです。
なんて無敵なんだ、、、!と度肝を抜かれる私。
Case 3: もちろん電話応対当番はサボる
私:あの〜、、、
チーム内で電話応対は当番制って決まってるんですけど( ̄へ ̄|||)
ローラ:「だって子供の保育園やお迎えが毎日あるから無理だもん」
そりゃあ普段コアタイムに働いてないもね、、、
なんて無敵、、、以下略。
上記に挙げたケースにとどまる事なく、
数々の事案が浮上。
そりゃあこれだけ好き放題かましてたら、
会社にバレるのは時間の問題です。
(バレなきゃいいんだってことはないですが)
徐々に化けの皮が剥がれるの巻
ローラさんに対して、何度も忠告をしてきたものの
変わらない彼女の態度に私の中では既にドン引き状態。
そして、
「この人いっつも電話取らなくない?」
「ってか、メールの送信履歴もなければ
この人のメール受信Box溜まりまくってるし
仕事やってないんじゃないの?」
「緊急対応で連絡してるのにコアタイムに
連絡繋がらないってどういうこと?」
上記のように同じチーム内からも不満の声が上がってきました。
その部署では、チームでメールボックスを1つ管理していたので、メンバーのメール送信履歴や、受信boxに何通メールが来ているか等は丸わかりの状態だったのです。
従って、
日々メールのやり取りが発生する部署にも関わらず
動きが見られないので、ローラさんが働いていないことは一目瞭然なわけです。
そして、このローラさん、すぐに思っていることを
口に出すタイプで、余計なひと言を言ってしまい
チーム内、関わっている他部署の人、
挙句の果てには取引先の担当までも怒らせてしまい
悪名が知れ渡ってしまいました。
さすがに看過できないので、
私も「なるべくコアタイムで働き、
都合が悪い時は報告しておいた方がいいよ。
あと、実際に東京オフィスへ行ってみて
関わる人達と会って話してみるといいんじゃない?」と言ってみたんですが、
「私は家事に育児に忙しいから」の一点張り。
息をするように嘘をつく
そんなこんなで、全くもって誰からの忠告にも
耳を貸さなかったローラさん。
孤立化していた彼女に、遂に会社も動き出します。
彼女には、一旦東京オフィスに来て再研修しろ
という会社からのお達しがあったようです。
彼女は以前から自分の容姿に自信を持っており
(ローラさんに似てますからね)
綺麗・可愛い女子には目がないうちの社長とも割と
カジュアルに話をしていました。
今回の東京行きのお達しがあった際も社長には
東京へ行けないと泣きついたようですがうまく行かず、「行くなら私(おうちOL)も同行しないと行かない」と社長に言っていたようで、社長からも私に
「一緒に東京へ行ってくれ」と連絡がありました。
こうして、なぜか私までも東京へ行くことになったのです。
私はお守りですか??
既に私はこの時には部署異動が決まっていたので、
何のために1週間も東京出張へ行かないといけないのか、意味不明な状態でしたが
新しい部署へ挨拶もできるし、まあいいやと自分に言い聞かせました。
ローラさんにとっては、初めての東京オフィスに
初めて会う人ばかり。
しかも全員が会う前から悪い印象だったため、
研修中の雰囲気は非常に悪かったです。
また、その雰囲気を気にもせず、ローラさんは研修中も自分の言いたいことだけを言うので、喧嘩が勃発するのではとヒヤヒヤしていました。
最初は私も彼女をチームメンバーと共にランチに誘ったりしていましたが、
ローラさんは自分の方からランチを断ったり、
休憩時間を過ぎても戻ってこなかったり。
挙げ句の果てには、出張経費をちょろまかすということをやってのけました。
うちの会社では出張経費として当時は1日5,000円が出ていたのですが、ホテルの朝食が付くとその経費が3,000円になります。
彼女の滞在していたホテルは朝食が付いていたにもかかわらず、朝食なしで申請し、1日5,000円請求していたことが判明。
(まあ、調べられたら簡単にバレることなのに、、、)
また、当時はまだ他部署へは正式に公表されてはいなかった私の異動の話をペラペラと他部署で言いふらし、かなり私も迷惑を被りました。
この所業の数々と東京滞在での彼女の態度から
流石に私もローラさんのことを信じられなくなり、
東京出張後は関わらないでおこうと固く決意したのです。
末路
東京出張後、私は新しく入ってきた人への指導や、引き継ぎ等でバタバタしていたこと、更に私が東京出張の1ヶ月後に他部署へ異動したことで実質的にローラさんとはほぼ関わらない日々が続きました。
すると突然、前の部署の友人から連絡があり
ローラさんが解雇されたという話があったのです。
まあ、あの所業を続けていると
遅かれ早かれそういうことになるだろうと予想はしていたので私は驚きませんでした。
働き方に融通が効く外資と言えども、好き勝手をやり過ぎると流石に解雇されるんだなと悟った瞬間です。
うちの会社は仕事面であまり成績が良くないからという理由で、降格や解雇があるような一般的な外資系企業よりかはまだ緩い方なのですが、
ローラさんの場合はあまりに身勝手な言動をし続け、反省も顧みないということで、人事と面接が行われることになり、その場で解雇となったようです。
いくら社長と仲がよかろうが、美人だろうが解雇される時はされるんだな〜という印象でした。
(美人は関係ないか笑)
その後ローラさんは社長に泣きついて連絡があったみたいですが、戻りたいという彼女の意思は却下されました。
誰が見ても会社にとって悪影響でしかないですからね、、、。
私としてもできる限り彼女の話を聞いたり、
意見を強く言ったつもりですが、その言動を選んだのは本人ですから何ともなりません。
そして、人によって言動を変えたり嘘をついたりすることが彼女にとっては日常だったので、こういう人とは関わらないに越したことはないなと思いました。
良くも悪くも他人は変えられないし。
この一件から、うちの会社はよほどの理由がない限り関東圏から人材を選ぶ傾向に舵を切っています。
とはいえ、リモート勤務の人も多数いますし、
基本的に関東住みの人も週2回のオフィス出勤で他3日は在宅勤務ですので、このスタイルが急に変わることはないだろうと考えています。
昨今リモートワークを廃止する企業が増えてきており、ただでさえ肩身が狭くなってきているリモートワーカー。
会社に限らず、何でもそうですが
ルールやマナーを守らない一部の人たちのおかげで
それまで自由だったことに規制がかかってきます。
規制だけならまだしも、それが廃止になるのはすごく残念です。
うちの会社もリモートワークは廃止!とされないためにも自分の作業パフォーマンスや言動にはメリハリをつけ、会社にとって信頼できる社員と思われるようアピールしないとなと思う今日この頃です。
あ、結局おうちOLって誰??と思った方。
よかったら自己紹介記事を覗いてみてくださいね。
それではまた!
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