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Let Me Introduce Myself

はじめまして、じゅんえいと申します。この度は、自己紹介記事を見ていただいてありがとうございます。

今回なぜ、情報発信をしようかと思ったかというと、自分も気が付けば30歳手前となり、人生を振り返る(考える?)お年頃となりました。そこでnoteを使って言語化することで頭の整理をしたいと思ったからです。

My Background

ざっくりとこんな感じ

出身地 : 宮城県仙台市

家族構成 : 父、母、妹、弟、妻

習い事 : サッカー、絵、習字、水泳、スズメ踊り、器械体操

部活 : 弓道、ハンドボール、アイスホッケー

趣味 : インラインホッケー、サックス、トレラン、トレーニング、スパルタンレース

学歴 : 仙台三高理数科、駿台(浪人)、京都大学、京都大学大学院

現在 : 一部上場企業サラリーマン

「いろんな事させてもらってきたな」という感じですね。この中で、今の自分を形作っている出来事3つに着目して、書いていこうと思います。


高校時代の部活での悲劇


高校の時はハンドボール部に所属していました。

中学まで器械体操を習っていましたが、何か新しいスポーツに挑戦したいと思っていました。高校受験の際に校庭をみると、ちょうどそこで活動をしていたのが、ハンドボール部。まだ受かる前から、この部活に入部すると決めていました。笑

運よく合格することができた私は、ハンドボール部に入部し、のめりこみました。強い高校ではなかったのですが、私の代はメンバーがそろっており、楽しく活動していました。

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しかし3年生になり、いざ「自分たちの代だ!」と意気込んでいたところ、突然同級生の仲間たちが辞め始めました。。10人ほどいたメンバーが私含め3人になったのです。(私以外の二人は中学からハンドボールをやっている経験者でした)

その影響からか2年生は全員辞めました。まだ1年生は入ってきていない時期でしたので、ハンドボール部は3年生のみの3人になってしまったのです。ハンドボールは最低7人で行う競技ですので、試合すらできない状態です

なんとか新歓で1年生を10人弱集め(この時入ってきてくれた1年生には本当に感謝しています)、そうしているうちに「辞める」といっていたゴールキーパーが戻ってきてくれました。

高校総体に出場できることになり、ホッとしたのを覚えています

そこからは、自分たちがうまくなるより、未経験でまだ身体すらできていない新入生たちの指導が中心になりました。戦略も何もありません。ルール・投げ方、走り方からです。

そうこうしているうちに、高校総体が始まりました。一回戦の相手は強豪校ではないものの、身長の高いメンバーが揃っていました。対してこちらは選手の殆どが未経験の1年生。正直勝てるとは思いませんでした。


『全力でぶつかれば、悔いなし』


と臨んだ試合は、思ったよりも接戦となりました。前半終わった時点で11-10。まさかのリード。


『勝てるかもしれない。』


しかし後半は、戦略も何もない私たちは徐々に攻め手がなくなり、追い越され、離されてしまいました。私も試合で初めて足をつり、いっぱいいっぱいでした。


結局は1回戦で敗れてしまいました。泣きはしましたが、後悔はありませんでした

毎朝授業の前に10Km走ったり、土日は朝6時から体育館で練習したり、筋トレしたり…。

よくやったなと思います。私は経験者でないのに、仲間たちが辞めるなか、何故部活を続けたかというと、


運動が大好きで、身体を動かしていない自分を想像できなかったからです。また、自分はちゃんと最後までやるという意地もあったと思います


多分自分1人になってもやめなかったと思います。しんどいこともありましたが、部活を終えてみて、続けて良かった思いました。


意地とプライドの大学受験


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部活の傍ら、勉強もしっかりやっていました。頭はよくなかったので、授業中はもとより休み時間も誰とも喋らず、ずーっと一人で勉強していました

もともとは東北大学に行ければ御の字くらいの成績でした。自分も東北大に行くつもりでしたし、母親もそれを望んでいました。


ある2年生の模試。学校の先生は言いました。


『志望校は、自分の行きたいところよりも上の大学、自分の行きたいところ、自分の行きたいところよりも下の大学をそれぞれ書きなさい。』


東北大が第一志望だった私は

第一志望 京都大学
第二志望 東北大学
第三志望 岩手大学

と書きました。結果は

京都大学 E判定
東北大学 C判定(たぶん)
岩手大学 B判定(たぶん)

でした。これを母親に見せると笑いながら言いました。

『京大が第一志望?!いけるわけないじゃん!』


これを聞いた瞬間、悔しさというマグマのようなものが胸の奥から湧き上がってきました。


「絶対に京大に行ってやる…!」


そこからは第一志望を京都大学にし、ますます一生懸命勉強しました。

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しかし成績は上がらず、ずっとE判定。それでも奇跡を信じて、京大を受験し、あっけなく散りました。


『だから言ったじゃん。無理だよ。』


何度も母親に言われました。言われる度に悔しくて悔しくて仕方ありません。


後期で受けた金沢大学も落ち、駿台での浪人が決まりました。同級生が大学生活をエンジョイする中で、勉強するのは相当な敗北感、劣等感がありました。SNSが広がる前ですら、そのように感じていたので、今の浪人生は大変ですね。。

また母親もこの時から何も言わなくなりましたが心の中では『無理でしょ』と思っていたと思います。


悔しくて悔しくて、頭をかきむしりながら、ペンだこが潰れて血を出しながら、視力を落としながら勉強しました。

すると徐々に成績が上がっていき、最終的にはA判定をとりました。

結果、無事合格しました。実際夏頃から手応えを感じていましたので、自信はありました。

両親はまさか受かると思ってなかったので、驚いていました。


私は達成感に満ち溢れ、優越感に浸りました。自分の努力が身を結ぶことがどれだけ嬉しいことか学びました


ただ、合格発表の翌日、東日本大震災が起こり、1日で満ち足りた気持ちは消し飛んでしまいましたが…。


(※当時は『母親を見返したい』『何くそ!』という気持ちでしたが、今振り返ってみると常にガソリンを注いでくれた母親にはとても感謝しています。そのガソリンがなかったら途中で諦めていたかもしれません。実際はわかりませんが、私が『何くそ!』と思うのを見越して言っていたとしたら母親は偉大ですね。)

大学時代の部活での頑固さ


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そんなこんなで大学生になり、また新たな部活を始めました。アイスホッケーです。


アイスホッケーは今までのスポーツで最も面白く、これまた熱中しました。(なんなら少し種類は違いますが、今でもインラインホッケーは続けています。)

途中入部で、遅れを取っていたものの、幸運なことに当時まだ人数が少なく、数合わせで試合に出させてもらっていました。使い物にならないうちから経験を積ませてもらい、それはそれは充実しておりました。


そして、これまた私の代になる時です。当時、教えていただいていたコーチと生意気ながら、衝突してしまいました。(コーチは私が生まれた時からずっとホッケーをやっているような方です)


詳しいことは割愛しますが、内容は指導方法についてだったと思います。当時は、伝え方もとても失礼があり、子供でした。
先輩方からお叱りを受け、後輩たちを不安にさせ、同級生とも分裂しそうになりました。


それでも私なりの思いがあり、頑固に貫こうとしました。精神的にはキツかったです。


衝突が良いか悪いかで言ったら、悪いことでしょう。雨降って地固まるのは非効率的です。雨なんて降らない方がましです。
ただ、当時は誰に言われようが、自分が正しいと思ったことに正直でした。

最終的には、寛大な心で許していただき、引退までサポートしていただきました。ありがとうございました。


今のお前はなんなんだ?

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ここまで長々と私の昔話にご協力いただきありがとうございました。最後に今の私についてお話いたします。あと少しですので、もう少しご辛抱ください。


みんな辞めても最後まで部活をし、無理だと言われ実力も伴ってないのに受験をし、自分より圧倒的にキャリアのある人にたてつく

こう振り返ると意識したことはありませんが、自分が正しい・やりたい・こうすべきと思ったことを貫いてきたんだなあと思います。それが正しいことなのかどうかはまた別の議論になりますが。。

そう自己分析したときに、今の自分はどうなんでしょう。そりゃ、丁寧な言葉を覚え、処世術を学び、学生の時よりまとめる力・交渉する力はついたと思います。大人になりました。

しかし、自分の意見を曲げず、諦めず、自分を信じるということはかなり少なくなりました。"大人"になってしまいました。



大学院の卒業の時、ある教授が言いました。


『今後の人生において、社会や環境対する不満・疑問・怒りを大事にしなさい』


他の先生方が言ったことはあまり覚えていませんが、この言葉だけは、なぜかしっかり覚えています。

これは、今の自分に最も大事な言葉だと思います。昔はポイ捨てを見ても怒り、食事の前に「いただきます」を言わない人を見ても怒っていました。時間に遅れた後輩にぶちぎれたこともあります。

正直今はこういったことに対して、何も思わなくなってしまいました。怒らないと全く疲れません。自分の能力を否定されても「なにくそ」と思わなければ、とても楽です。

でも私は思います。この「楽」と引き換えに貴重な経験・可能性を犠牲にしているのではないかと。「楽」をとると、自分の人生は一次関数になり、数十年先まで容易に想像できてしまいます。


「不満・疑問・怒り」は何かを成し遂げるためのエネルギーです。人生を豊かにするものです。今の自分に足りないものです。


そういう意味でいうと、私は「今の自分」に怒っています。どうにかして変えたいと思っています。


デフォルト値バイアスなんてくそくらえです。


そこで、まずは自分の日常や考えを発信することにしました。つながらないように感じるかもしれませんが、私なりにつながっています。とにかく何でもいいので今の自分をアウトプットする癖をつけ、フォローバックをもらいながら成長につなげたいと思っております。そうすることで、日常への感度が高くなるからです。この投稿もその一環です。みんなの前で公言するとやらざるを得ないですよね。そのためにもInstagramのフォローお願いします。

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公言したからには、過去の自分に恥じないように頑張っていきます。自己中心的な自己紹介にお付き合いいただきありがとうございました。皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

最後に、いつも私がトレーニングに行くのを笑顔で送り出してくれたり、楽しそうに筋トレに協力してくれる妻には、とても感謝しています。ありがとう。

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