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スペインの現状とこれからの未来

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【近況報告】

スペインは、緊急事態宣言が発表され1ヶ月弱が経とうとしています。

自宅待機期間も、最初は「自粛」という形から「強制」に変わりやがて外に出ると「罰金」と日に日に強化されていきました。

事実上、外出の許可が出ているのは「スーパへの買い出し」と「ペットの散歩」

職種によっては、仕事場に行くことは認められていますが、必ず手元に「許可書」のような物の持参が必要ということです。

スーパーに行く途中も、もし警察に遭遇すれば証拠としてレシートの提示を要請されたりするケースもあるそうです。

僕も、4日おきのペースでスーパーに買い出しに行きますが、普段大勢の人で賑わっているバルセロナの街がシーンと、まるで映画の世界にでもいるような奇妙な風景が流れています。

そんな中、スペイン人頑張って責任を持って行動している方だと思います。 「やる時はやる」という言葉がピッタリのスペイン人らしいです。

間近でイタリアの状況を見ていただけに、少し政府の対応は遅かった気もしますが、それでも非常事態宣言が出てからのスペイン人の行動・切り替えのスピードは本当に早いものでした。

1週間後には、語学学校,小学生,指導者学校をはじめ、すでにオンラインでの授業が始まっていたり、この期間にスポーツができない子供たちのために協会が先頭に立って練習メニューを発信したりと、できることをできるだけやる姿勢があります。

1ヶ月たった今、数値的データで見ると「感染者数」は少しずつですが減ってきていますがそれでも未だに深刻な状況は続いています。

先日、政府から新たに今月26日までの自宅待機期間延長が発表されました。

これも、更に伸びるものだと思っています。

先が見えない中、一人一人が今できることを模索し、向き合い、1日1日を過ごしていくしかないです。

日本も、全ての地域ではないですが先日いよいよ、ロックダウンなりましたね。

外の様子を体感し、外から日本の様子を見ている自分からすると、ぶっちゃけ日本人の危機管理は相当低いです。

よく、呑気に花見なんてしてられるなと、よく呑気に友達と遊びに出かけれるなと。

自分も先日、こっちの友人の親がこのウイルスによって命を落としました。

身近な人に大きな影響を与える可能性があるこの状況において身勝手な行動が多すぎませんか。

スペイン人が改めて気付かせてくれます。【命】【家族】より大切なものはこの世の中には存在しないんだなと。

こんだけサッカー大好きなスペイン人がそれよりも大事なものがあるって国民全体で行動してる。

今こそ、自分ができることは何か?を見つめなおして一人一人が責任ある行動をしていきましょう。では。

#バルセロナ #barcelona #日本 #japan #ロックダウン

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【MLT】
公式HP:https://www.barcelonamltcamps.com
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日本人とスペイン人のスタッフで構成されるMLTは、バルセロナを拠点に置くスポーツ団体です。日本のサッカー発展に貢献するため、バルセロナと日本を繋ぐツールになるべく活動しています。日本サッカーが発展するためには、①育成年代の改革 ②サッカーを見る・学べる環境作り ③指導者のレベルの底上げ が優先して必要だと思っており私たちのコンセプトでもあります。

現在は、バルセロナで小学生年代に向けたMLT テクニフィケーションスクールを開催したり、夏に日本で指導者向けカンファレンスやサッカーキャンプを開催しております。詳しくは、我々のホームページにて活動内容を掲載しておりますのでどうぞご覧ください。

MLT 創設者 紹介

【高田 純】
2014 年高校を卒業後、バルセロナに渡り2015年には、スペイン指導者ライセンスレベル2(日本のA級相当)取得。近年では、クラブUEコルネジャで小学生年代チームの第一監督を務める。

-指導経歴-
2014-2015 CLUB フピテルU-12 セカンドコーチ
2015-2016 CLUB フピテルU-12 セカンドコーチ
2016-2017 UE コルネジャ U-12 第一監督
2017-2018 UE コルネジャU-11 第一監督,U-12 第二監督兼アナリスト
2018-2019 UE コルネジャU-11 第一監督,U-14第二監督兼スカウティング
2019-2020 UE コルネジャU11 第二監督


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