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第3回 ワクワクの感度を高めていますか?

ワクワクしていますか?
あなたが経営者であれば、今すぐワクワクを中心とした経営をしていきましょう!経営者はワクワクすることに従って経営することで、すべてが上手くいきます。それを”ワクワク伸展法”としてお伝えしています。

このシリーズでは、ワクワク伸展法について、そのポイントを整理していきます。ワクワクで生きるってどういうことなのか。そもそもワクワクって何なのか。どうしてワクワクで生きたら上手くいくのか。そんなポイントをお伝えしていきます。一緒にワクワク伸展法について学んでいきましょう。

ワクワクの感度を高めよう!

ワクワクに従って経営をするためには、自分のワクワクに敏感である必要があります。例えば、自社の未来予想をすることがワクワクする方もいらっしゃいます。自社の文化形成をすることにワクワクする方もいらっしゃいます。新しい商品・サービスを開発し、それを市場に浸透させることにワクワクを感じられる方もいらっしゃいます。このワクワクの感覚は、経営者ごとに違っています。だからまず、経営者は自分が何にワクワクするのかを見つけることが大切です。

前回の記事で、ワクワクの軸となる本音の”私はこうしたい!”を顕在化するには、自分と向き合う必要があると書きました。この本音で向き合うことが案外と難しいということもお伝えしました。

この”私はこうしたい!”の軸を明確にするためにも、ワクワクに対する自分の感度を高めていきます。ワクワクを感情や行動に置き換えてみます。
 ・考えるだけで気持ちが昂ってくること
 ・その事であれば時間を忘れて取り組めること
 ・止められても思わず行動してしまうこと
振り返ってみて思い当たることがあれば、それがあなたのワクワクの感覚です。その周辺に、ワクワクの軸となるモノがあるはずです。

ワクワクが経営者から失われていく理由

経営者はワクワクに従って経営をした方がツキも上がり、結果としての業績も改善されていきます。ところが、こうしたワクワクを失ってしまう経営者もいます。どうしてでしょうか?

ワクワク感というのは、経営者の感覚的なものが多く、論理的に説明することができないことが多くあります。自分一人で創業したタイミングや、社員数が30名以下で、社長一人で会社を引っ張っていく時期であれば、この感覚的な経営を反対する人はいません。

ところが、社員数も30名近くになってくると、組織的に動いていく必要があります。経営者が決断したことを組織が受け止めて実現していくため、自分以外の人が理解できるように説明できなければいけません。その方向にワクワクしたから、という理由だけでは組織を動かせなくなります。

誰かに伝える。理解させる。という言語化や論理化のプロセスを挟むことで、経営者も理性が働き、感覚=考えていないこと という図式の中で、ワクワク感を抑制するようになります。事前調査をしてから。。。全員が納得できるようになってから。。。とスピード感も落ち、また結果としてやりたい方向に会社を進めることが難しくなります。社員が増えてきたから仕方がないと理由を付けて、いつしかワクワクに対する感度を失っていきます。

ツキを上げるために必要なこと

経営者はツキの上がる行動や思考習慣を身につけるべきです。その最も大切なことの一つが、何にも縛られることなく、ワクワクする方向に自由に行動することです。周囲の目を気にして、世間の常識を意識して、窮屈な枠組みの中で、本音ではやりたいと思っていないことを、”仕方がない”という言い訳に流されて経営をしていたら、慢性的にツキを失う行動を取り続けることになります。とても恐ろしいことです。

もしも今、そうした状況にあるのであれば、取り急ぎ、自分のワクワクへの感度を取り戻す行動をしてください。自分は本来、どんなことにワクワクするのか。どうしてワクワクしているのか。そこに経営者自身の使命があるはずです。これから時代は大きく変化していきます。その中で大切なことは、論理ではなく、そうした理屈を超えた感性にある答えを信じて、突き進むことができる経営者の存在です。失われたワクワクを取り戻しましょう。

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