さよなら、魔法少女

こんにちは。
あっという間に4月も終わりを迎え、春がいなくなろうとしてますね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

先日、あるアイドルが現体制終了、約一ヶ月後に解散を発表しました。
僕自身、そのアイドル自体がすごく好きというわけでもなかったのですが、何回か見たことがある、メンバーの顔と名前くらいはわかる、ってだけでその報告を見て少し寂しくなってました。

メンバー1人1人が各々のTwitterアカウントで思いを語り、これからの報告をしていたのですがその中の1人、唯一の初期メンバーの人が「これからはごく普通の女の子に戻るつもり」と書いてました。

そっか、この子達は普通の女の子でいられなかったんだ。
シンデレラにはなれても、ヒロインにはなれてなかった。
ガラスの靴を履いている自分は愛されてるけど、低いスニーカーを履いている自分はわからなかった。
そんな中ずっと活動してきた彼女たち、いやアイドルってすごいなと思いました。

僕はバンド界隈の人間だから、バンドマンがクラブとかで撮られても「まあ、バンドマンだし仕方ないか」とはなるけどアイドルってそうはいかないですもんね。

ずっと魔法少女でいないといけない。
あ、魔法少女ってのは僕の好きな僕の作った言葉でなんとなーくで意味感じてもらえれば結構です。

そんな魔法少女ともあと1ヶ月で彼女たち自身がお別れをするんですね。
どんな気持ちなのでしょうか。
僕は大切な何かを辞めたことが今までにない、というよりこれが僕にとってすごく大切、けど辞めないといけないって状況に陥ったことがそもそもないです。

けど、もし僕のことを大切に思ってくれている人たちがいるのなら、僕のことは忘れて欲しいかな。

いつか思い出すために忘れて欲しいな。
忘れられなくなるまでに忘れて欲しいな。

魔法少女だった自分だけを愛して、普通の女の子、誰かのヒロインになる自分のことはふとしたタイミングだけちょっと思い出すそんな存在になりたいな。

言うなれば初めての彼女みたいな。
いつまで経っても大切な存在だけど、ずっと想ってるわけじゃない。
そうやって愛して、忘れて、時々思い出してほしいな。

まあこれは第三者の僕が勝手に語ってるだけで当人たちは多分忘れてほしくないでしょうね。
僕がファンだったら忘れたくないし。

とかそんなことを深夜にも関わらずハニートーストを食べながら書いてます。
少し手が込んでも甘い思いしていたい。
ただのトーストだと何の思い出にもならないけど、バター塗って蜂蜜かけると素敵な思い出になる。
きっと何事もちょっとの愛情があるだけで忘れられない思い出になるんですね。

ちなみにですが、ハニートーストはセブンが1番美味しいです。
異論は受け付けません。

こんな甘い思いしたら、明日起きるのが嫌になっちゃいそう。
明日起きるためにもそろそろ寝ます。
おやすみなさい。