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ハンガリー旅行⑧鎖橋

ブダペストの滞在先に選んだホテルはドナウ川沿いで有名な鎖橋のすぐ近くにありました。正確にはセーチェニー鎖橋と言います。

セーチェニー鎖橋

ドナウ川で分断されたブダ地区とペスト地区を結ぶ全長380mの吊り橋です。セーチェニーとはこの橋をかけた時のパトロンセーチェニー•イシュトバーン伯爵の名前です。1849年に完成した橋ですが第二次世界大戦でドイツ軍に破壊され、現在の橋は再建された物です。

橋の入り口を守るライオン

ブダ城のお膝元にかかる橋なので4頭のライオンが守ります。舌がないと言われるライオンですがよく見ると奥にちゃんとあるそうです。

ライトアップされた鎖橋

昼間の鎖橋も観光客がたくさんいましたが、暗くなり始める頃が1番人気ですね。鎖橋はライトアップされ、本当に美しいです。ちなみに写真は午後9時頃の写真。夏はこの時間までなかなか暗くなりません。昼間は日差しが強くて暑かったけど、日が沈むと気持ちいい。

重厚なチェーンで繋がれています

7日間のハンガリー滞在中、何度もこの橋を渡りました。こちらは1987年にドナウ川沿岸とブダ城地区の1つとして世界遺産に登録されています。

橋の袂にある0ポイント指標

ブダ地区側の広場にはハンガリーの道路の0km地点となっています。日本で言う日本橋みたいな物ですね。

冬になると川が凍り、流氷が流れて来たりでドナウ川に橋をかけるのはとても難しかったそうです。冬に川を渡るのは何日もかかって準備しないと渡れない時が続いていました。橋が完成し、ブダ地区とペスト地区を結ぶ事が出来て、ブダペストとして市が発展したんでしょうね。

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