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コーヒー沼

社会人になり、毎日のようにコーヒーを飲むようになった。
出社し、自分のカップにコーヒーを注いで机にセットしてから一日の業務をスタートする。そんなルーティン。
にしても、不思議な飲み物だと思う。
万人向けの美味しさである「甘さ」があるわけでもなく、いい香りはするものの、フルーツやニンニクのようなわかりやすい香でもない。でも、世界中の飲み物としての消費量を考えると「世界一愛されてる飲み物」と言っていいかも知れない。

最近、podcastを通期途中に聞いている中、珈琲狂の番組を発見した。

珈琲好きな人は是非一度聞いてみると良い。
コーヒーが好きすぎてエチオピアになりたい
という人間を私は初めて見た(聞いた)w

というのは半分冗談で、コーヒーの魅力をいろいろな視点から語ってくれていて、コーヒーが好きでなくても楽しめると思う。そんな彼がおすすめしていた(なりたい、と言っていた)エチオピアの浅煎りのコーヒーを買ってみた。
淹れて、飲んだ。
世界がひっくり返るほどの衝撃はなかったが、今まで飲んだことのあるコーヒーとは別世界が広がっていた。
苦味がない。
そして芳醇な香りが口一杯に広がる。そして、その香りがなかなか消えない。
飲み終わってもしばらくエチオピア臭(香?)が楽しめる。

焙煎にまで手を出したりというつもりはないが、ワインと同じように、味と香の違いを楽しめるようになったら、日々の彩りも増すのかな、と思った今日の出来事。

冒頭に示した独学力という本の中に、堀口コーヒーという有名店を初めた堀口さんが独力で道を開いてきた様子が描かれていて面白かった。
好きを見つけ、自分で知識と経験を身につけ、道を開いていく。
いい人生だな、と思う。(大変な思いもたくさんしただろうけど)



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