見出し画像

コメダ珈琲が結構すごかったという話


自分には沼と言えるほどのめり込んでいるものはなく、人に語れるような大層な趣味も持ち合わせていないのですが、コーヒーは数少ないこだわりのある分野です。

友人から譲り受けたハンドミルで豆から挽き、ハンドドリップで淹れたコーヒーを楽しむのがささやかな楽しみだったりします。
そんな生活を送っているだけあって、結構喫茶店に行くのも好きだったりします。
ベローチェ、ドトール、スタバ、エクセルシオール、マック、星のや・・・エトセトラエトセトラ、身の回りには喫茶店がたくさんあります。

先日、たまたまコメダ珈琲を使う機会があったのですが、15時近い時間にも関わらずほぼ満席状態でびっくりしました。
メニューを見てみても、決して単価としては安くありません。

アイスコーヒーが460円からと、他のチェーン店と比べると最上位に位置する価格設定です。
しかし、実際に使ってみた感想としては、店が繁盛するもの納得クオリティだったので、簡単に記しておきたいと思います。

机と椅子がしっかりしている

多くの喫茶店の椅子はわりかしチープなものが多い印象です。もしくは、結構深いソファで、完全にくつろいだり談笑したりするのに振り切っている。
今回、カウンター席に通されたのですが、椅子の背もたれは90度近くて姿勢よく座れる形状であるものの、適度に弾力のあるクッションが使われており、さらに肘置きまでついているので、長時間の読書も捗りました。
今回、自分の使用の目的が「コーヒーを飲みつつ積読を解消する」ということだったので、そいうい意味では他の喫茶店より頭一つ抜き出ている感じです。
あと、テーブル(机)の面積が広いこともありがたい。
スターバックスにもおおきテーブルがありますが、両側や正面の人のことを気にしなければならないという難点があります。コメダは左右にパーティションがああって周囲を気にしなくてよく、勝つテーブルの上に2口のコンセントがあるという、パソコンやタブレットを使いたい人、スマホの充電をしたい人にはありがたい環境が整っています。
実際、自分が行ったときに周囲を見てみると、パソコンを持ってきて勉強している大学生や社会人の方も多くいました。
また、カウンター以外の席を見てみても、個室とは行かないまでも適度に仕切られていて、絶妙なプライベート感がありつつオープンという、なんとも形容し難い環境が演出されていました。
込み入った話もできるし、多少大きな声で話しても周りの目を気にしなくていいという、多分、計算されてるんだろうなと思った次第です。

コーヒーのサイズ感

今回、カフェオーレを頼みました。
コメダは他のカフェとは異なり、サイズ展開をしていません。
目の前に来た感触としては、一般的なMからLサイズ程度でボリューム感があります。これも、長居するのにはありがたい配慮です。

ちなみに、コメダの食事のメニューはデカすぎることでも有名。
隣に座った女子大生がタマゴサンドを頼んでおり、ちらっと見ましたがマジでデカかった・・・注文した女子大生も「でかっ!」って声が出てましたw

ローソンの47%増しキャンーペーンもですけど、想像を上回るサイズ感というのはインパクトが大きいのと、満足感の大きさにもつながる気がします。
食事も単価としては決して安くはありませんが、こんだけのボリュームならしゃーないか、と思わせてくれるデカさ。

店員さんの質

カフェで店員が席まで案内し、注文をとりにきてくれるところは、コスト削減の今の風潮からすると珍しいなと思いました。
ちなみに、席の椅子まで引いてくれたり、着席時におしぼりとお冷を持ってきてくれるというサービスもついています。

結局、こういうサービスは値段に転嫁されるのでしょうが、普段、自分でカウンターで注文してコーヒーを受け取り、席を探して座って飲む、というセルフスタイルに慣れている自分にとっては、とても贅沢な時間に思えました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?