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自己肯定感を上げるには、まず他人を意識しないことが大事。

今日は自己肯定感を上げるには、まず何をすべきか?
実体験からの提案です。

自己肯定感の低い人が増えている?

本屋へ行くと、よく目につくのが”自己肯定感”というキーワード。
私が自分に対して否定的なので、自然と目に入ってくるのかもしれませんが、それにしても多すぎると感じます。

ただの思い込みかと思い、確認としてAmazonの書籍で検索すると1000件以上ヒットします。その多くがこの2、3年に出版されています。
やはり多いです。

コロナが出たタイミングとかぶるところを見ると、感染を危惧して人と距離をおくことで、自分自身を振り返った(内省した)人が増えた。その結果、自分の能力や将来に不安を感じて”自身のなさ”を感じる人が増えた結果、自己肯定感を上げようという本の需要が生まれたと思います。

そもそも、自分に自信があると言い切れる人は少ないです。自信自体が、根拠のないものだからです。

私の実体験(頑張っても自己肯定感は上がらない)

私自身、否定的な自分を変えたく、タイトルに”自己肯定感”と名がつくものを10冊ほど読みました。

書かれている通り、挨拶をすることから始まり、簡単な掃除をしてみるとか、自律神経を整える(食事、風呂や睡眠など生活習慣を正す)など、自信になるような行動を重ねていったのですが・・・

自己肯定感が上がったと全く思えない。

むしろ自己肯定感を上げようと頑張るほどに、逆に自己否定感が増しているように感じていました。

自己肯定感が上がらない原因は?

そもそも自己肯定感が低いのは、他人を意識して比較していたり、他人に振り回されてる状況にあると気づきました。

自身を肯定できないということは、その根拠となる比較対象が必ずあります。人は人は、社会的な生き物なので、無意識に他人の目を気にしています。

つまり”自己肯定感が下がる要因は、他人と比較して、自分を低く感じるところにある”ということです。

自己肯定感を下がらない方法はない!?

数々の書籍を読んで一致するのは、”自己肯定感は、上がったり下がったりするもの”だそうです。

その理由は、時々で、自分と比較する対象の他人が変わるからです。

例えば、自分より仕事できない人に対しては、優越感を感じて、自己肯定感を上がる。
逆に仕事ができる人に対しては、自己肯定感が下がる。という感じでしょうか。

発達障害の方だと、物忘れや失敗をやらかすケースが一般の人より多いので、自然と自己肯定感が下がりがちです。

じゃぁどうすりゃ良いの?

禅的な考えですが、自己肯定感を上げようと思わないことです。
上げようとするほどに、余計に他人の目や自分の中で生まれた思い込みを意識するようになります。
その結果、自己肯定感が上がらない状況が生まれます。

私の経験から生まれた解決策としては、以下の2つです。
⒈自分の行動(事実)のみを振り返り、対策・改善を整理する
 他人ではなく、過去の自分に対して成長を軸に考えることです。
⒉if-thenプランニングを作成する。
 自分の中でパターンを作っておくことです。

if-thenプランニングに関しては、下記のサイトを参考に。書籍も後に紹介しておきます。


自己肯定感の低くなりがちな人は、自分の中に軸がない人が多いです。
自分ができることを増やしていき、自分の成長を記録することで、自己肯定感は下がりにくくなります。
自分より優れた人と比較してしまって落ち込んだとしても、そういう時にどうするかを決めておけば、落ち込む時間を短くすることはできます。

一言で言えば、他人に振り回されず、自分の日々の行動を振り返り、ケアしていくことが大切ということです。


(参考書籍)
if-thenプランニングの具体例として、分かりやすいと感じた書籍を挙げておきます。

DaiGoさんの本は、端的にまとめられていて文章も読みやすいので、おすすめです。今見たら、Kindle(電子書籍)で半額セールしてますね。私は初めに紙の本を買いましたが、定期的に振り返るために電子書籍も購入しました。Kindleのサンプルで良いと思ったら購入されても良いと思います。


ベストセラーになった本です。あまりに売れたのでしょうか?今ではプレミアムカバー版が出版されています。
if-thenプランニングに関しては、「第2章 目標達成への行動計画を作る」に書かれています。翻訳された本当いうこともあり、やや文体の硬い箇所があります。
各章ごとに”まとめ”があり、見やすいと思います。
”まとめ”だけをざっと読んで、if-then以外に興味の持った箇所から読むのも良いと思います。

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