小柳淳

東京生まれ。旅行作家。日日旅にして旅を栖としたく、しばしば旅に。旅に出るとああ良いとこ…

小柳淳

東京生まれ。旅行作家。日日旅にして旅を栖としたく、しばしば旅に。旅に出るとああ良いところだなぁといつも感じ、つまりどこに行っても気に入ります。著書に『香港路面電車〈トラム〉の走る街』、『香港ストリート物語』など。2022年6月に新しい旅の本『旅のことばを読む』を出版。

マガジン

  • 街々書林 旅の書店

    旅をしていてその土地のことを知っていると楽しさや深みが増します。 でも、旅なかでは、旅に夢中!で、なかなか読書の時間はとれません。普段の暮らしのなかで、まだ見ぬ土地のこと、旅して気に入ったところのこと、土地の神々や、地名のこと、そんなことを読んでいると「いつも旅してる」気分になります。 2023年6月7日に東京吉祥寺の中道通りに開業しました。 また、街々書林は2020年9月に下北沢のBookshop Traveller内に開店した「ひと箱書店」がはじまりです。 web上での簡単な紹介とアクセスはこちら。 https://machi2.hp.peraichi.com/tabi/

  • 私の本・雑誌・新聞・WEB記事

    私の書いた本や雑誌記事、新聞記事、WEB記事の紹介です。ほとんどが旅に関するものです。

  • 旅の記憶、紀行です。

    街角を曲がれば旅、飛行機で10時間飛んでゆくのも旅。楽しい旅、余儀なき旅、一人旅、旅はいろいろ。

  • 絵を描く

    水彩絵の具や水彩色鉛筆をもって外出。旅の隙間時間で絵を描く。

  • 外出自粛でも旅の気分

    旅の想い出をモニターに読む、それで少し気持ちが軽やかになる、旅の気分を持てたらと思います。 新型コロナウイルス、武漢肺炎の蔓延で三密回避・外出自粛が続きます。家に居続けるって、そうしないといけないとなると結構苦痛です。私のように旅が大好きで、次はどこに行こうかなっといつも気にしている者にとってはなおさらです。あちこち旅したときの想い出モノローグをどうぞ。 #いま自分にできること #外出自粛

最近の記事

海外旅行のスキルと楽しみ(連載20-16)

 隔週でWEB上に海外旅行の記事を書いています。ジョルダンニュースというサイトです。第20回がアップロードされました。  タイトルは「10倍堪能!海外旅行の超スキル」です。  書いてきた記事を5回ごとの区切りで紹介します。急に海外旅行をする人も増えてきました。そして日本に来る外国からの旅行者に遭うことも多くなりました。  2月から4月までの5回分(第16~20回)の記事をまとめてみました。記事そのものの内容は、それぞれの回の最後にあるリンクからどうぞ。興味をもてた回を読んでく

    • 海外旅行のスキルと楽しみ(連載15-10)

       隔週でWEB上に海外旅行の記事を書いています。ジョルダンニュースというサイトです。7か月目に入りました。  タイトルは「10倍堪能!海外旅行の超スキル」です。  2023年に入り15回目をアップロードしました。書いてきた記事を5回ごとの区切りで紹介します。最近では海外旅行をする人も増えてきましたし、逆に日本に来る外国からの旅行者に遭うことも増えてきました。  11月から1月までの5回分(第11~15回)の記事をを振り返ります。記事そのものの内容は、それぞれの回の最後にあるリ

      • ムーミンパパになれるか 会社を辞めて半年

         もうだいぶ前からになるが、「将来はムーミンパパのようにになりたい」と思ってきた。もともと、ムーミンは好きだし、ニョロニョロは大好きだった。でも、ありようとしてムーミンパパに憧れた。何故か。まず、ムーミンパパは出勤、通勤をしない。かといってダラダラと遊んでいるわけでもなく、読書家で、どうも物書きのようにも見える。そのうえ家族や周囲の人から尊敬も得ているらしい。いいなあ、と感じていた。もちろん、私には毎朝通勤電車にもまれて職場を往復している日々がずうっと続いていた。  今春、会

        • 会津宮下駅

          ¥2,000〜

        海外旅行のスキルと楽しみ(連載20-16)

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        • 街々書林 旅の書店
          7本
        • 旅の記憶、紀行です。
          4本
        • 私の本・雑誌・新聞・WEB記事
          19本
        • 絵を描く
          12本
          ¥2,000
        • 外出自粛でも旅の気分
          48本

        記事

          海外旅行のスキルと楽しみ(連載10-6)

           7月から隔週でWEB上に海外旅行の記事を書いています。ジョルダンニュースというサイトです。5か月続けてみました。  タイトルは「10倍堪能!海外旅行の超スキル」です。  このたび10回目をアップロードしましたので、いままでの記事をあらためてご紹介します。国・地域により差はありますが、徐々に門戸が開き始めています。海外への旅をする人も増え始めてきました。  2年以上にわたり国・地域の境界を越える旅ができませんでした。いま、旅のノウハウやスキルを自分でも思い出します。特に個人旅

          海外旅行のスキルと楽しみ(連載10-6)

          『旅のことばを読む』のある書店さん

          2022.9.20版です(10.26加筆)  2022年6月新刊の『旅のことばを読む』は、旅の楽しみを普段の暮らしでも本をとおして味わいたい、旅を回想したり未来の旅を夢想したりする旅のエッセイです。  出版後、多くの書店さんから注文をいただいています。ここには、著書の友人知人からの “目撃情報” や出版社書肆梓およびWEB検索を基に『旅のことばを読む』がある書店をリストアップします。ただ、情報源が限られていますので、他にももっとたくさんの書店さんにあるはずです。  リストに

          『旅のことばを読む』のある書店さん

          海外旅行のスキルと楽しみ(連載1-5)

            海外旅行の連載記事を書いています。ジョルダンニュースというサイトに隔週で記事をアップしてきています。  タイトルは『10倍堪能!海外旅行の超スキル』といいます。超スキルであったり、「超」というほどでもないこともあり、です。  海外旅行ができない息苦しいコロナ禍の月日が続きました。いま、少しずつ門が開き、旅をする人も増え始めました。かくいう私もこの連載の第1回目は、2年以上も長く旅をしていないので、勘が鈍っているから気をつけたい、というテーマでした。  こうして海外旅行に関

          海外旅行のスキルと楽しみ(連載1-5)

          著者による本の販促~秋のフェア

          自著のフェアを開いている。『旅のことばを読む』という旅のエッセイを6月に出版した。その販促としての秋のフェアだ。私は下北沢の棚貸書店Bookshop Travellerにひとつ棚を借りて、街々書林というひと箱書店を運営している。そのため、そこでフェアを開催できた。 本と著者と販促と  この本、『旅のことばを読む』は旅の本を読んで過去現在未来の旅に想いを馳せたり、旅の空にあって今まで読んだ本のフレーズを思い出したりしたりする、そんな書き方になっている。本に本がたくさん入って

          著者による本の販促~秋のフェア

          トランジットは小さな空港で 連載第3回

          ジョルダンニュース「10倍堪能!海外旅行の超スキル③」は乗継がテーマです。 ヨーロッパはヘルシンキがお勧め 国際線での旅、直行便でビューンと飛ぶのが楽で早いですね。でも、直行便がない都市も多いし、あっても乗継便の方がスケジュールが良かったり、安かったりもします。 そこで今回はトランジット(乗継)の工夫です。 乗継空港となるのは巨大空港が多いです。それはそこから多くの行先にたくさんの便が飛んでいるからで、おのずと大きな空港乗継が増えます。そういったなかで、お勧めなのがヨーロ

          トランジットは小さな空港で 連載第3回

          初めての街で市内周遊 連載第2回

          7月に始まったジョルダンニュースの観光ページ連載。第2回は初めての街に着いたとき、その都市を把握する簡単な方法です。 市内のバスかトラム(路面電車)に乗ること。 バスやトラムは道路を走るので、車窓から外を見る視線が徒歩より少し高いだけ。柵で囲われてもいないので、市内を歩いている感じに近いのです。そして走る速度もそれほど高くない(と、これは都市によってかなり違いますが)ので、街の雰囲気を感じるのにとても良いのです。 バスは路線が複雑でよく分からない、と思う方もいますね。そのとお

          初めての街で市内周遊 連載第2回

          海外旅行記事の連載をはじめました

          2022年7月からジョルダンニュースサイトの観光コーナーで海外旅行の連載を書くことになりました。 いまは新型コロナウイルスの流行により、海外旅行がしにくいときです。ほんの数年前の状況が夢のように感じられます。 でも、「国境」が徐々に開き始めていますし、欧米をはじめかなりの国で人の交流が増えています。周りの人から、「仕事でウィーンに行ってきた」、「行政手続きが必要で香港に行ってきた」などという言葉を耳にするようになったし、日本発着の国際線航空便が再開しはじめています。 再開海

          海外旅行記事の連載をはじめました

          『旅のことばを読む』のある書店

          2022年6月新刊の『旅のことばを読む』は、旅の楽しみを普段の暮らしでも本をとおして味わいたい、旅を回想したり未来の旅を夢想したりする旅のエッセイです。 出版後、多くの書店さんから注文をいただいています。ここには、著書の友人知人からの “目撃情報” と出版社書肆梓さんの情報を基に『旅のことばを読む』がある書店をリストアップします。なにしろ友人知人からの情報ですので、他にももっとたくさんの書店さんにあるとは思います。 リストにお近くの書店さんがありましたら、ぜひそちらでお求めく

          『旅のことばを読む』のある書店

          出版を記念して展示会をしています

          新著『旅のことばを読む』が出版になりました。2022年6月に徐々に書店に並びます。おかげさまで、各地の書店・ネット書店さんからたくさんのご注文をいただいています。 そんな勢いもあって、出版記念の展示会というかフェアをおこなっています。東京下北沢のバロンデッセアートギャラリーという、ひと箱書店が集まる書店、Bookshop Travellerと同じ建物・同じフロアの会場です。 できたてとはいえ、本をただ並べるのでは芸がなさすぎるし、ご覧になる方もつまらなかろうと、期日ギリギリま

          出版を記念して展示会をしています

          『旅のことばを読む』目次です

           『旅のことばを読む』は旅のエッセイ。  旅の本を読み、そこから旅に想いを馳せる。かと思うと、旅先で以前読んだ本の一節を思い出したり、旅を終えてからその土地の本を読んでみたりして、ちょっぴり自分の旅を豊かにする。そんな本にしました。  『旅のことばを読む』には6つの章と34のエッセイが詰まっています。では、目次です。 プラス1の旅 ☆まえがきとしてこのエッセイへの想いを書き出しました。 無垢な観点、旅の慎み さらりと旅をしてしまう/壁のあった街/変化し続ける都市/変わらぬ

          『旅のことばを読む』目次です

          新刊『旅のことばを読む』

           2022年6月に新しい本を出します。旅の本と旅への想いをまとめました。旅に出にくい新型コロナウイルス禍のなかで、少しずつ書いてきたものです。旅に出ることなく旅のことを考えてみて、自分のことだけでなく、旅先のことを少し余計に知ってもいい、旅先のことにもっと敬意を持っていたい、そんな気持ちになってきました。  それから、私にとって初めての、写真や地図、図版を入れない、文章だけの本にしました。  全国ほとんどの書店で買えますが、配本数に限りがあります。ご近所でリクエストなさるか、

          新刊『旅のことばを読む』

          4月の棚シャッフル

          先週の金曜日、15日に棚のシャッフル会がありました。 営業終了後の晩に、Bookshop Travellerの「ひと箱書店」のエリアで棚位置の移動をしたのです。おおよそひと月毎の恒例イベントです。 全体の店主、和氣正幸さんの作った新棚位置図をみながら、集まった数人のひと箱店主が棚位置を動かします。本を動かすだけでなく、屋号が書かれた「看板」(=小さな主に紙でできたプレート)も移動し「ひっつきむし」で新たな棚位置に付けます。 私の「街々書林」の位置は今回は写真のとおり、下から二

          4月の棚シャッフル