#自己紹介<僕のサッカーヒストリー>vol.11〜僕から見たプロの実力*vs湘南ベルマーレ〜
こんばんわ!
今日は昨日も宣言した通り、自己紹介記事の第11弾として、湘南ベルマーレとの試合の感想を書いていきたいと思います。
以前の自己紹介記事を読んでいない方はそちらを先に読んでください!
前回は僕自身サッカーをやっていて1番嬉しかった試合を書かせていただきました。
JFLの栃木ウーヴァ相手にPK戦で勝利し、天皇杯2回戦、湘南ベルマーレ戦への挑戦権を獲得しました。
湘南ベルマーレ戦まで、1ヶ月ほど空いていたので、それまでの準備期間は、自分がプロにどれほど通用するのかを楽しみにしていました。
↑新聞には自分のコメントも取り上げて頂きました。
そして、遂に迎えた9月3日。
湘南ベルマーレのホームスタジアムのBMWスタジアム平塚に入りました。
試合は19:00キックオフとナイターゲームで、僕たちがスタジアムに着いたのは16時半頃だったと思います。
まず、驚いたのがバスがスタジアムに着いて僕たちが降りる時カメラマンがいました。
プロでもないのに、このような待遇をして下さって、少し興奮しました笑
そして、ロッカールームに入り、芝の確認がてらピッチの上を歩きました。
湘南ベルマーレと山梨学院大学のエンブレムがスタジアム液晶に映し出されていて、なんか不思議な感覚になりました。
公式戦で湘南ベルマーレと試合ができるのか、、と。
以前の記事でも紹介しましたが、僕たちは山梨学院大学の3軍ですよ?笑
入学したときには思ってもいませんでしたが、入学して経った5ヶ月ほどでこのような場に立たせて頂きました。
最初はこのようにフワフワしていましたが、アップが始まった途端、僕の中でスイッチが完全に入りました。
相手がプロだからといって負けられない。
とにかく勝つという事だけをイメージしながら、アップをしていました。
アップをしていると、続々と湘南ベルマーレサポーターの方々がスタジアムに入ってきて、僕はより一層気持ちは高ぶりました。
そして、入場。
相手選手には、僕が小さい頃からレッズでプレーしていた坪井選手がセンターバックで出場していました。
さらに、マッチアップは今川崎フロンターレで活躍している下田北斗選手でした。
そんな中試合は始まったのですが、
試合開始僅か1分
僕のマッチアップであった下田北斗選手がクロスを上げていったそのボールがそのままゴールに吸収されてしまい、早くも先制点を取られてしまいました。
僕らからしたらどれだけ0-0の時間を長くできるかが勝負のポイントであったのにも関わらず、開始直後に失点を許してしまいました。
あの時僕がもう少し距離を詰めていたら、、と思ってしまいます、、。
そこからフォワードのジネイ選手や下田北斗選手に決められ早くも0-3になってしまいます。
ですが、ここから試合は拮抗状態に入り、僕たちもチャンスを掴みながら良い試合が出来ていたと思います。
そして、前半終了0-3
後半が始まっても、お互いにゴールを譲らず、拮抗した展開でしたが、72分に下田北斗選手にハットトリックを許してしまいました。
下田北斗選手は結構前めにポジションを取っていたので、途中からはマッチアップにはなりませんでしたが、めちゃくちゃ上手かったです。
僕も後半積極的に仕掛けてシュートまで持ち込みますが、中々ゴールを割らせてもらえませんでした。
そして、その後も82分、86分とウェズレー選手に立て続けに決められ、試合終了。
結果は0-6で完敗でした。
僕はこの試合、やはり立ち上がりの12分で3失点してしまった事が1番後悔しています。
もっと良い形で入れれば正直僕たちにもチャンスはあったのかなと思います。
そして、湘南ベルマーレには長谷川アーリアジャスール選手がいたのですが、実は僕が中学校の時に通っていた坂戸ディプロマッツ出身なのです。
途中からアーリア選手が出てきて、僕はすごく嬉しく、偉大な先輩と一緒のピッチに立たせてもらってすごく良かったです。
試合終了とともに、僕はアーリア選手のところへ行き、挨拶をさせて頂きました。
話した感じとても優しく、負けた僕の事も素晴らしい評価して頂きました。
かなり嬉しかったです。
↑15番が長谷川アーリアジャスール選手です。
少し話が逸れてしまいましたが、試合が終わって、湘南ベルマーレのサポーター方に挨拶をした瞬間は今でも忘れる事ができません。
沢山の方が僕たちのことを称えて下さり、自然と涙が出てきました。
あの光景は素晴らしかったです。
そして、試合が終わってロッカールームで着替えた後、両親やお婆ちゃんなどが見にきていたので、挨拶をしたのですが、弟にどうだった?と聞かれて、僕が発した第一声は、、、
めちゃくちゃ楽しかった。
と言いました。
それに弟は驚いていましたが、僕は0-6で負けた試合の後に楽しかったということはこれまで勿論なかったです。
僕自身もよくわかりませんが、湘南ベルマーレとの90分間はとにかく楽しかったです。
こんなに楽しい90分は経験した事がなかったです。
今でも人生で1番の試合は?と聞かれるとこの湘南ベルマーレ戦か前回の栃木ウーヴァと答えています。
負けたのにここまで、楽しいという経験は自分にとって大きな財産となりました。
90分間フルで僕を使ってくれた監督にも本当に感謝しています。
足がつっても、調子が悪くても、練習で怒られふてくされていたときも、走りの練習をサボっていた時でも、どんな時でも僕を信頼してくれて、1年間通して、ほとんどの試合をスタメンで使って頂きました。
本当にありがとうございました!
とお伝えしたいです。
僕がこのベルマーレとの試合で、自分にはプロになれないなと心の底で思いました。
表では勿論言いませんでしたが、心の底では痛感していました。
当時湘南ベルマーレがこの強さでJリーグ最下位で、この年にJ2に降格してしまいました。
このレベルでもJ1で戦えていないのか。
僕自身確かに通用する部分はありましたが、一人一人の能力が半端ではなかったです。
僕の周りにもたくさんプロ、さらに日本代表がいますが、正直僕とプレーしていた頃よりも格段に成長しています。
大学を卒業してプロになるまであと3年間でこのレベルには到達できないと思いました。
ですが、僕なりに大学サッカーの挑戦はまだ続きます。
次回の自己紹介記事では、【天皇杯後の僕】という事で、ある挑戦をしたので、そちらもぜひご覧下さい!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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また、遅くなってしまい申し訳ございません!
ではまた明日!
Jun Ioroi
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