うつ休大家 6
うつで休職中の大家 6。
売却の契約書が送られてきた。手付金の振込も通帳に記帳してみる。段々と実感が湧いてきた。仲介手数料の一部も振込をした。
初の売却は色々と面倒だが、購入時に融資を受けるときほどじゃない。融資を受けるときには納税証明だの、自身の資産をアピールするための資料(通帳コピーとか)だのを色々用意する必要がある。まあ、大金を借りるわけだから銀行も慎重になるよね。売るときは、物件そのものに関するものがあれば良いので資料は少ない。
売却代金で銀行への一括返済をするので、その連絡をした。返済の申込書を郵送してくれることになる。5000万円ほどの金額が口座に入ってすぐに無くなる。ちょいと虚しさを感じるが、こんなもの。他所様のふんどしで相撲を取らせてもらっていることを忘れてはいけない。
購入時に240万くらいかかった(はず)。修繕とかはなんとか頂いた家賃からやりくりしていたので、その後の手出しは無し。銀行口座には250万くらいあり、その点ではトントン。今回の売却で仲介手数料や売却益に掛かる税金を差し引いても500万円弱くらいは残りそう。240万円が10年半の保有で700万円強になった。さらに、途中でワンルームマンションを購入するときにの諸費用も200万くらいはここから賄えた。不動産で大成功している方々からすると、すごく良い投資だったとは言えないかもしれない。だけど大失敗にはなっていなくてよかった。
予定ではもっとキャッシュフローがバンバンと出て、それを原資にさらに購入を進める予定だったが、そう上手くはいかなかった。
一斉退去や多額の現状復帰費用、水漏れ(保険で回収)、外壁からの漏水対応、家賃低下(3万円台→2万円台に)などで思ったよりも「入金>出金」の状態をキープし続けられなかった印象。年間50万円を超える固定資産税にもビビった。
次は首都圏(都内)で築浅中古アパートを購入するつもり。どれだけ借金できるかな?
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