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パワー系種目の測定について

パワー系種目のモニタリング

パワー系種目の負荷の設定が一番難しいと感じます。
スクワットやベンチプレスの負荷を設定する場合、最大挙上重量の割合で決めることが一般的です。
パワーを高めるトレーニングは最大挙上重量を測定する場合、スキル要素が大きいため測定の誤差やフォームの獲得ができていなく挙がった場合があります。
その辺りを考慮して速度を基準に考えます。

指標はどうするか?

パワー系トレーニングをする上で指標はどうするか?
ここがコーチ(指導者)の醍醐味だと思います。
どこをどうしたいのかに変わってきます。
スピードを出すことを意識させたトレーニングなのか?
重い重量を使ってのパワーをあげたいのか?
また、高い力を一気に出したいのか?
その辺りの目的がないとトレーニングの効果を上げることができません。
速度を基準にすることで無理なフォームで実施することを防ぐことができます。
無理に重量だけ求めないためケガのリスクを減らすことができます。

パワー系種目の速度を基準とする方法

実際にパワー系エクササイズは力を物体にどれだけ伝えられるかによると思います。
地面に力を伝えるのか、バーベルに力を伝えるのか?
目的によって変わってきます。
速度を基準とした場合は加速度センサーなどの速度が測れるデバイスを使用します。
そこで速度をどれだけ出せるのかを大切にします。


速度を基準とした種目別における目的速度

重量を軽くして速く動くような目的の場合はHighSpeed
パワーを最大限あげたい場合はHighPower 
重量が重くても速く動くような場合はHighForce

重すぎても軽すぎてもパワー系トレーニングの目的の効果がが得られるかどうかは難しい
速度を目的にすれば負荷の設定がしやすく再現性が出てくる
そもそものフォームができていないと速度にばらつきが生まれる
軽い重量から入っていきフォームの獲得をする

実施方法

前述した通り速度を基準としてパワー系のプログラムすることでより具体的にその日にあった負荷や最大限努力を出すことができる
神経的疲労を受けやすいパワー系トレーニングは速度が顕著に遅くなります
モニタリングをしていくことで疲労しているかどうかを把握できます

ケガをしないさせないということはとても重要になってきます

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