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春の土用

 
土用といえば夏の土用の鰻をイメージしてしまうが、春の土用に関しては以前から畑仕事や穴堀りはできるだけ控えた方がよいというレベルで何となくく聞いたことがあった。
先日、ある方のwebで、震災とも関係している記事を読んで改めて土用の意味合いを調べてみた

【2023年最新版】土用はいつ?土用とは?土用にしてはいけないことは?縁起のよい食べ物を紹介! | 神社豆知識 | このはな手帖 | 産泰神社 安産祈願 (santai-jinja.jp)

土用とは日本独自の雑節のひとつで、雑暦には土用以外には節分、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日、彼岸等俳句の季語としてもなじみのあるものであった。
しかしながら、その時期になぜ土いじりや新しいこと(引越、旅行)を控えた方が良い背景に関しては今回、改めて知った。

春の土用は4月17日~5月5日までで見事にゴールデンウイークと重なっており、夏野菜の作業のタイミングでもある。
言い伝えの中にも、それでは支障があるということで、間日というものが設定され、その日にはしてもよいとされてきたようだ。
今年の間日は4月18日、21日、29日、30日、3日。
私が借りている畑は、今年は昨年の半分だけを使用することに決め、今月初めにじゃがいもと里芋、ビーツを植え、あと1畝にさつまいもの苗を植える予定であるので間日の29日あたりを狙って植えようかと思う。

私は古人の言い伝えを実践しているわけではないが、やはり今回、土用に関して調べ、古人は現代の暮らしで失ないつつある感覚、生命勘が高く、私たちが感じられないレベルで変化を察し、それを土用という形で伝えてくれたように思う。

農業や土木関係の仕事に関わっておられる方におかれては、言うまでもなくこのような意味合いを意識していては仕事にならない現実社会であるが、このことを意識しておくというだけでもとても大切ではないかと感じた。

というのも私自身、3年前に意識の学問としてマドモアゼル愛先生の月や西洋占星術を学んだが、そのことを通して、10の惑星が12のサインを通して12のハウスに降りてくる意識のエネルギーを日常の中で意識するようになった。今回の春の土用においても、やはり惑星の働きも影響しており、それを意識しておくということが先ず大切であり、土用のエネルギーの変化を肌感覚として感じていくということが現代社会においては大切な要素ではないかと受け止めた。

古人は体感的にこの時期に土に触れることに違和感を感じていたからこそこのように土用という雑暦として形式として残してくれたと思う。
我々の大半の現代人は、知識として形式から入っていくことしかできないが、暮らしの中で積み重ねていくことを通してその感覚少しづつ取り戻していくという作業を大切にしたいと思った。






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