広島県尾道・離島でSUP体験(#2)
最新のマリンアクティビティ。SUPを体験した話
みなさんは「SUP」ってご存知ですか?
SUPとは「スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddle)」というアクティビティ。
サーフボードみたいなでっかいボードに乗って、パドルを漕ぐ遊びです。
SUPの魅力は、
・ボードに立ち乗り・座り漕ぎしたり、寝転んだりできる
・水面との距離が近く、まるで水の上に立っているような感覚を味わえる
・川や海など、水場があればどこでも乗れる
・上級者はSUPに乗って波乗りや釣りができる
など、ボード一つで様々な楽しみ方ができること。
わたしがSUPを体験したのは、広島県・尾道旅行に行った時のこと。
尾道はとにかく素敵な場所でした!
瀬戸内の穏やかな海。たくさんの島々が入り組んだ、絵画のような光景。
まるで迷路のように入り組んだ道。
尾道にいたのはGWの5日でしたが、時間があればホテルを出て、町中をブラブラしていました。
尾道の離島・百島へ
わたしがSUPを体験したのは、尾道から離れた場所にある「百島(ももじま)」という離島。
フェリーに乗って百島に着いたわたしは、ガイドショップ「Rakuoli(ラクオリ)」のガイドの男性にご挨拶。
ガイドの男性は普段は他の仕事をしており、副業でSUP講師をしているのだそう。
副業でSUP講師!そういう生き方もあるのか。
SUP体験には、20代の女性が4人ほど参加していました。流行に敏い人たちだなー。
車で百島のビーチに移動したわたしたちは、水着に着替えて準備運動。
SUPにライドオン!
準備ができたら、いよいよSUPに乗ります。
初めてSUPに乗った感想は「おっ、意外と安定してるじゃん!」でした。
もっと吊橋みたいにグラグラするのかと思ったら、まるで巨大な板に乗っているような安定感です。
最初は座った状態でボードに乗っていたけれど、沖に出たら、思い切ってボードの上にスタンドアップ! よし、落ちない!
それにしても、SUPボードの上に立つのって、なんか気持ちがいい!
心地よい波のゆらめきが、足の裏から直に伝わってくるかのようです。
この「海とつながっている感じ」は、船やカヌーではわからない。SUPならではの醍醐味です。
SUPボードの上から見る瀬戸内海の景色は、まるで平和そのもの。天気はいいし、波はほとんどないし、幸せな昼下がりという感じ。
わたしたちはSUPに乗って、対岸の島を目指すことになりました。
途中、大きな船やボートが横断すると、そのあとに大きな波が起こることがありました。
波のせいでSUPボードが揺れて、これが結構怖い!
やがて対岸の島に到着。
SUPってボードに立ったまま漕ぐから、なんか全身がつかれた……
落水しても楽しい。それがSUP!
島で休憩すると、百島に帰ります。
ガイドの人が「いやー、今日は誰も落ちませんでしたね。『誰も』落ちませんでしたね」
と、落水者が出なかったことを強調しました。これは「誰か落ちろ」というフリか!?
続いてガイドの人は、「クイックターン」という技を教えてくれました。
SUPボードの後ろの方に立ち、ボードをちょっと沈めてから水をかくと、クイッと素早くターンできる技なのだそう。
さっそくやってみると、結構難しい。あっヤバい、ボードを沈めすぎた……
バランスを崩したわたしは、全身を投げて海に飛び込んでしまいました。
5月の海はけっこう冷たい!でも、すごく気持ちいい!もしかしたら、SUPは落ちるのも醍醐味かも。
海から這い上がると、ボードの上に寝転んで日光浴。あーなんだこれ。波のゆらめきが全身に伝わってきて、すごく癒やされる……
ボードに寝ていたところを、ガイドさんが記念撮影。我ながらすごく良い写真!
無事に百島に帰還し、初めてのSUP体験は終了しました。
不思議な揺れ
夜、ホテルのベッドで寝ていると、不思議なことが起こりました。ずっとSUPに乗っていたからか、波のゆらゆらした感覚が、陸に上がってからも感じられるのです。けれどもそれはちっとも不快じゃなくて、とても心地の良い揺れでした。
「Rakuoli」でSUPを体験したのはもう5年も前のこと。改めてお店を調べてみたら、まだお店が残っていてなんだか嬉しかったです。
瀬戸内海の眺めをみながらのんびりツーリングしてみませんか。
SUP体験で学んだこと
・SUPは初心者でもすぐ乗れる
・SUPは海との一体感がすごく気持ちいい
・SUPは落ちても楽しい
店舗情報
Rakuoli(ラクオリ)
開催地:広島県尾道市百島・生名島
HP:https://rakuoli.com/
体験料金:5,500円(税込)
開催日:土・日・祝(ただし,3名様以上の予約であれば平日でも可能)
■時間:午前(9:00~11:00),午後(12:30~14:30)
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