キャリアで悩んでいる方に是非読んでもらいたいキャリア形成(第3弾:仕事・後編)
記事の長さ:3分
先週に引き続き、「キャリアで悩んでいる方に是非読んでもらいたいキャリア形成」シリーズの第3弾、仕事・前編では仕事探しについて書いていきたいと思います。働く中で考えるべきことについて3分程度で読めるように書いていきます。
前回の記事ではいきがいについて、前々回の記事では変革層について書きましたが、今回の記事は、それの実践編といったところでしょうか。
成果の方程式
成果 = スキル x モチベーション + タイミング +/- 運
変革をもたらすにはやはり成果を上げないといけませんが、そもそも成果とはなんでしょうか?
上記の方程式では、その分野におけるスキルがあり、それを先導するモチベーションがあり、残りはタイミングと運、といったシンプルなものですが、後者の二つは自分の力ではどうしようもないことだったりしますが、前者については努力次第でなんとかなるものになります。
また、図式に注目してもらいたいのですが、あえてスキルとモチベーションは足し算ではなく、掛け算にしています。その意味は、やはりモチベーション、言い換えれば信念が強ければ強いほど、持ち得ているスキルの活用幅が何倍にも増幅するからです。
前回の記事で、いきがいについて書きましたが、その図式とこの成果の方程式、かなり似ていると思いませんか?
結果よりもプロセスを重視する
特にビジネスの世界では結果が重視されがちですが、キャリアという人生の旅で考えると短期的な結果よりも長期的に何を学んだのかを考える必要があります。変革をもたらすうえでも、振り返りや学びがスタート地点やターニングポイントになります。そこで、ことあるごとに結果よりもプロセスを重視する(使い古された概念?)を以下の4つの観点で実行しましょう:
戦略:適切だったか
計画:漏れなく・無駄がなかったか
実行:計画通り実行したか
評価:適時なPDCAを実行したか
リーダーシップとは
変革をもたらす=よきリーダーでなくてはなりません。当然ながら、リーダーでなければ変革を先導することはできません。なお、リーダーといっても会社の中での立場ではなく、リーダーシップを持った人、という意味でご理解ください。
さて、今まで様々なリーダーを見てきましたが、優秀なリーダーは以下の点に長けています:
・こうあるべき、こうなるべき、を論じれる
・フォロワーシップを引き出せる
・ビジョンや先見の明がある
・簡潔明瞭である
・カリスマがある
・信念がある
・問題解決能力がある
変革をもたらす上で、これらのスキルを磨くことを意識することをオススメします。いずれにせよ、世の中や組織や現状に何らかの問題を見出し、それを熱意もって変えよう、直そうという意思とそれができる能力があり、それに賛同してくれる味方を増やせる方をリーダーと呼ぶのだと思います。
組織や人に影響をもたらす
リーダーとして、組織や人に影響をもたらす上で、どういった立ち振る舞いをすべきでしょうか?
以下の階層は第1弾の時のテストに似ていますが、上位層にいれればいれるほど、幸福度と影響力が高く人もついてきてくれやすいですが、下位層であればあるほど、その逆で不満と悪影響しかなくついてくる人もいません。
常に上位層に入れるように振る舞うことを意識しましょう。
1. 自ら変化を創出する
2. 変化を提案する
3. 問題を指摘する
4. 文句を言う
自信ではなく、信念を持つ
リーダーというと自信満々な方を想像しがちですが、自信過剰には気を付けたいところです。なぜならば、自信は自分の殻に閉じこもりがちになってしまうからです。高いプライドは指摘などを受けると守りに入ってしまったり、ついつい構えてしまったりします。ですので、自信ではなく、信念を持ってリードすることを意識されるとよいと思います。
信念は外向きへエネルギーが向き、自己満になりにくいです。明確なミッションがあれば、指摘やフィードバックにもそれがさらに良い方向へと導くのであれば、受け入れることも容易になると思います。
提案の仕方・自分の意見の伝え方
さて、実際に変化をもたらしていくうえで、それを周りに伝えなければなりません。
よくある提案書や報告書で、時系列に話をまとめて、データはこうで、つまり要点がこうですと、大事なポイントが最後にくる資料が出回ってくることがありますが、これは良いフォーマットとは言えません。あるべき姿としては、ピラミッドのように話をまとめるといいでしょう。
1. そもそもの背景や提案理由
2. それに対する答えや提案(複数提示+ベストな選択肢)
3. 論理的な説明(漏れなく・ダブりなく)
4. 裏付けのデータ
5. 結論
周りからのフィードバックの活用
仕事はもちろん一人で行うものではありません。常に周りの方にサポートしてもらいながら行うものですが、実際に動いていく中で周囲のフィードバックをもらうことは自分自身を変えていくうえでも、よりよくなるために必須です。
そこで、いくつかフィードバックをもらうための悪い例と良い例をご紹介します。
【悪い例】
最悪:フィードバックをもらおうとしない
悪い:「何かフィードバックはありますか?」
【良い例】
良い:何をすればもっといい結果が出せたと思いますか?
良い:何を変えればいいでしょうか?
良い:期待値とギャップが生じている個所はありますか?
まとめ
本編では働く中で考えるべきことについて書いてきましたが以下がまとめです:
成果 = スキル x モチベーション + タイミング +/- 運
結果よりもプロセスを重視する
リーダーシップとは
・こうあるべき、こうなるべき、を論じれる
・フォロワーシップを引き出せる
・ビジョンや先見の明がある
・簡潔明瞭である
・カリスマがある
・信念がある
・問題解決能力がある
組織や人に影響をもたらす階層
1. 自ら変化を創出する
2. 変化を提案する
3. 問題を指摘する
4. 文句を言う
提案の仕方・自分の意見の伝え方
1. そもそもの背景や提案理由
2. それに対する答えや提案(複数提示+ベストな選択肢)
3. 論理的な説明(漏れなく・ダブりなく)
4. 裏付けのデータ
5. 結論
周りからのフィードバックの活用する
次は何を書くか決めていませんが、レパートリーから順に、財務編あたりが妥当でしょうか?リクエストがあればコメントお待ちしております!
お品書き
・仕事編(完)
・財務編
・健康編
・家庭編
・社会編
・家族編
・愛情編
・成長編
・哲学編
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では、また来週。
- JumpE
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