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キャリアで悩んでいる方に是非読んでもらいたいキャリア形成(第一弾:はじめに)

記事の長さ:3分
早速ですが、キャリアで悩まれている方に簡単なテストです:
(問)あなたの平均的な一日は、以下のどの階層に属しますか?
5: 変革 - 組織や周りに影響を与え、変革をもたらしている
4: 自発 - 問題を自発的に検知し、解決している
3: 解決 - 既存の問題を解決している
2: 教育 - 知見を述べたり、提案をしている
1: 委任 - 指示に従う・こなす

簡単なテストではありますが、ほとんどの方が低階層に属しているのではないでしょうか?この階層、低ければ低いほど仕事への満足度も低く、幸せの指標も低いのです。

このテスト、できれば毎日5の変革層にいれることが理想です。もちろん、そううまくは行きませんが、可能な限り高い階層を維持できることが理想です。

ただし、上記は、そしてキャリアという言葉はよく勘違いされがちですが、何も仕事だけに留まりません。キャリア=仕事と勘違いされがちですが、キャリアとは人生そのものを考えることです。

そもそも成功の定義とはなんでしょうか?大金を稼ぐことでしょうか、自慢できる役職に就くことでしょうか、大きな家や高級車を持つことでしょうか?

本シリーズが人生における成功とは何か、考えるきっかけにもなると嬉しいです。そして、どうやったら人生での階層を上げられるか、よかったら読み続けてみてください。

世に出回っているキャリアアドバイスは役に立たない?!

キャリアやお仕事に悩まれている方はすでにお気づきかと思いますが、世の中に出回っているキャリアアドバイスやその手の自己啓発本はは役に立たないことが多いですよね。

それは何故か。
以下の3つの構成で出来上がっているからです:
i) 私は〇〇〇で成功している
ii) 私はXXXとYYYとZZZをした
iii) よってあなたも同じことをすれば成功できる「かも」しれない

まず、そもそもXXXとYYYとZZZをしたところで成功できる保証などないですし、そもそも本当にXXXとYYYとZZZがすべてだったのか、という点が肝です。例えば、ビル・ゲイツ氏は本をよく読むことで有名ですが、本を読むだけで全世界で使われるOSなどのソフトを作り、億万長者になれるかと言ったらそうではありません。時代背景、スティーブ・ジョブスなどのライバルの存在、当時のIBMの大企業病など、様々な要因があってこその成功です。

他にも、なんちゃら力など、スキル自体を上げるのはいいですが、それでキャリアや成功を推し量ったり、成功を期待するのはもしかしたら少しずれているかもしれません。

キャリアアドバイスの3つのポイント

キャリアアドバイスとして言える3つのポイントは:
1) 昇格、役職、報酬では幸せを手にすることはできない
2) 職として選ぶべきはあなたがやりがいを感じることを
3) 自己認識を高め、堅実に生きることに注力する

昇格、役職、報酬では幸せを手にすることはできないというのはかなりショックですが、いったん冷静に考えてみましょう。今まで昇格されたり、ある程度の役職を手にされたり、報酬が上がった時、それらを手にした瞬間は軽いハイになり、気分もよかったと思いますが、どの程度続いたでしょうか?次の昇格はいつだろう、次の給与改定はいつだろう、どれくらい上がるんだろう、と考えませんでしたか?そして、それが満たされる日はおそらく来ることはありません。現に、芸能界、企業、政治、メディアを見ていればわかると思いますが、この欲求と展望に終わりはありません。一生満たされることはない分野なのです。

それに加えて、以前、記事にもさせて頂きましたが、800万円の壁というものも存在しています。2015年にノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学のアンガス・ディートン教授は、年収と幸福度の関係について興味深い研究結果を2009年に発表されてます。この研究によると、年収が7.5万ドル(1米ドル=106円換算で約800万円)を超えるとそれ以降は、年収と幸福度の相関があまり見られないといいます。実際のところ、2009年と2020年では米ドルのインフレが20.77%ですので、現在通貨では960万円程度が妥当でしょう。

実際問題、ピークは数値化されているにも関わらず、それを追い求めても幸せを手にすることはないでしょう。

しかし何故人は永遠に走り続けるのか。よく考えてみると、子供のころからその精神を叩き込まれていませんでしたか?小学校で頑張らないと、いい中学には行けない。中学で頑張らないといい高校へは行けない。高校で頑張らないといい大学には行けない。大学で頑張らないといい仕事に就けない。仕事で頑張らないと昇格できない。昇格した後も頑張らないと次の昇格ができない。・・・どれくらい頑張ればいいのでしょうか?ゴールは一体どこなのでしょうか?

人生のゴールとはなんでしょう?おそらく多くの皆さんはシンプルに幸せを求めているのではないでしょうか?

そう考えると、職として選ぶべきはあなたがやりがいを感じることをする方がいいと思います。こちらについては続編で詳しく書きますが、あなたが好きなことで他人からも求められていることを探すことが近道になると思います。

最後の自己認識を高め、堅実に生きることに注力するですが、こちらも二つ目と一緒で幸せを手にするための生き方を考える手法になります。少々哲学的ですが、こちらも続編で詳しく書いていきたいと思います。

まとめ

今回はさわり程度でしたが、キャリアについて今後シリーズ化して書いていきたいと思っています。本記事を簡単にまとめると:
1) 昇格、役職、報酬では幸せを手にすることはできない
2) 職として選ぶべきはあなたがやりがいを感じることを
3) 自己認識を高め、堅実に生きることに注力する

今後の記事では
・仕事編
・財務編
・健康編
・家庭編
・社会編
・家族編
・愛情編
・成長編
・哲学編
のどれかをその日の気分で書いていこうと思っています。

もしご希望があればコメントお待ちしております!

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では、また来週。

- JumpE



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