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自分をハグしてみよう!

いよいよ、新型コロナウィルスの影響による緊急事態宣言により、「自宅で過ごす」ことが日常になってきました。
中には、もっと長くリモートワークを続けている人もいるので、少しずつ心の疲弊を感じている人も多いことでしょう。
私とはいえば、、、、、

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さすがに、仕事は半減しました。
半減以上か、、、、、それでも植栽の仕事や菜園の仕事などは残っていて、
時間を絞って車で出かけて行って手入れなどをしています。
外の仕事であること、基本一人でやる仕事が多いのはよかったなぁ〜!と思ったりして。そしてとにかく、時間はたっぷりあるので、結構家にいてもやることはたくさんあるのです。今のうちに決算に向けて経理関係の書類を整理しておいたりと。
どうせ、伝票の数も減ったし、後半は楽ちん。

*外で一人の仕事なので比較的制限がない。
*家でいつかやらなきゃなぁ〜と思っていたことを今たっぷり時間があるから
 なんでもできる。

とにかく、私の思考は、ポジティブなんです。

昔から??

そうとは言えないかも。
どちらかと言えば、子どもの頃は「大人しい」と言われていました。
そして心配症で宿題やったのに、朝やっていない夢を見て焦って起きるとか。いつもいつも何かが心配でしょうがなかった。とっても繊細な子??

それが大きく変わるのは、子供を産んだ時くらいかと思われます。
全部子供と一緒に産み落とした感じ?(笑)
すんなりと結婚出産がうまくいかず、精神的にも病みそうな状況に陥いりました。完全に、、、
そのギリギリの時に、、、ふと気がついた!

あれ?これって人生の一番どん底ちゃう??

ってことは、、、、もう「上」に上がるだけ???

その辺りからでしょうか、、、、
すんごいポジティブ思考になってきたのです。
それからというものの、シングルマザーとして子供を育てることになっても、肝が座り、

こんなに可愛い時を独り占めできるなんて!!!

って二人の生活をとにかく楽しんだ。家は、友人たちが、とってもざわついた
「アカシア荘」という名の昭和の漫画家たちが住んでいそうな、そして
砂壁の家。
いえ、今の環境に優しい❤️といった自然素材といった感じではなく、
「ザ、昭和の家」でした。それでもいろいろ工夫してそこそこ楽しんで暮らしていたかなぁ、、、友人たちには、思いっきり不幸な子と見られていました、、何せバブルの時期ですし、当時はまだシングルマザー=日陰のイメージでしたから(笑)

そして、再び結婚生活が始まって、お金の不安もない、ガーデニングとかできちゃう優雅な主婦生活。子育てをし、子供のお母さんたちとのお付き合いをし、料理と掃除もしつつ、次第に園芸を仕事に。
それでも、子供が中学にいる間は家を中心に仕事をセーブ。息子が帰ってくる頃には「基本家にいる」を自分に課せていました。主婦でなければ、もっと色々できるのに、、と思う仕事のオファーは色々ありましたが、そこは一線を敷いていました。
その頃はまだ所詮、趣味のガーデニングに毛が生えたようなものでしたから。
でもあの時が一番無理をしていたのかもしれませんね。
今思えば自分のやりたいことをするためには必要な時間であったのかもしれませんが、、、、本当にやりたかったことなのかも今考えたら「あの時」はまだ不明確だったようにも思えるのです。ガーデニングは大好きでしたけど。

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そのうち、、、
身体にその兆候ができたのでしょうね。まさかのリウマチを発症。
叔母がそうだったため、遺伝もあるのでしょうが、やっぱり免疫力、精神力の低下。これから、、、、という時。
園芸の仕事の需要もかなりあり、これから、、、という時でした。
なので身体を引きずって仕事に行く日々。
まだ、リウマチということもはっきりと診断されておらず、足や首や手の痛さがどこから来るものかわからなかった時でした。
30代から、40代。
自分はまだ若い、イケてる、って思っていますからね、、怖い怖い(笑)

結局それから起業、そして離婚と続き会社経営に乗り出し経営の苦難にもぶつかります。最初の洗礼、リーマンショックで先行きも怪しくなって。
そして50代最初に乳がんの発覚。
考えてみたら、走り続けてきた体と心の悲鳴だったんでしょうね。

ふと気がつくと、、、

20代のどん底、と思ったところから、しっかりと自分は上り詰めていると思っていたのに、実は、必死にしがみついている、ってことに気づいたのです。
長い抗がん剤治療でもあったので、時間はたっぷり。

そんな時に先ず行ったことは、、、、「寝ること」
まぁ、薬の関係もあってびっくりするくらい寝ていました。
自分で、もう目がこのまま開かないのではないか?と心配するくらい寝た。
今の自分じゃ何もできないけれど、寝ている間に良い細胞がにっくきがん細胞を
やっつけてくれている!!ってイメージしながら。
あの時、主治医の先生は、よく「顔つきの悪いガンが、増殖していくタイプ」という説明をしていました。「顔つきの悪いガン?」ってチンピラ風の兄ちゃんがおらおらおら〜って勝手に私の身体に侵入して勝手に部屋を占拠して立ち退かない限り嫌がらせしているみたいな????(子供の頃から培われた妄想力)
そこで、良い細胞さんに寝ている間にどうかやっつけてくださいませ。
とお願いしてぐっすりと寝るイメージを。
「ミクロ決死隊」の映画のイメージです。(分からない子は調べてね)

この「寝る」という人間が毎日行っている行為がとっても効果的ってことに気づいたのも怪我(病気)の功名でした。起きたらちょっと世界が変わっているようなそんな気がする。そして何よりも自分をとても大切に扱っている気がするんですよね。
それから、何か困難なことの壁にぶつかった時には、必ずとりあえず「寝る」。
頭がスッキリすると、意外にも大したことがなかったり、解決策が見つかったりするものです。そしてその睡眠に大事なことが、太陽に当たること
太陽を浴びることで眠気を誘発するメラトニンというホルモンの分泌が抑えられ、また脳の覚醒を促すセロトニンというホルモンが分泌されます。セロトニンは、ストレスに対して効能のある脳内物質、幸せ物質ですよね。
そしてメラトニンは、太陽の光を浴びてから14~16時間後に再び分泌されるので、夜スムーズな眠りにつくことができる、というわけです。
ほら、昔の人は、縁側にでて仕事をしたり、お茶を飲んだりして自然に太陽を浴びていたわけです。それから、立ち話。何時間でも主婦ができるやつ。
最近は見かけることも少なくなったけど、、、サザエさんとかで出てきますよね(笑)「お前よく寝るなぁ!」って世の会社勤めをして電光の下で働いていてなかなか寝付かれないお父さんたちは、ベッドに入ったら速攻寝をしている奥さんに対していうけれど、これも日中太陽に浴びているから、すぐ寝れる。そして朝みんなが寝ている間に朝食やお弁当の準備とかできちゃうわけです。

その寝てばかりの闘病生活の中で気づきました。私はやはり園芸の仕事が好き。続けたい。そのかわり、やり方を変えよう。不要なものを捨てよう。しがみつくのをやめて、ゆっくり自分のペースで歩いて行こうと。
ようやく大事なモノが見えてきた瞬間でした。でも迷いまくった時間も大事。
経験として今の自分を支えているから。

今回も来たなーー困難!

って感じで受け止めてます。寝て過ぎ去るのを待つのみ。ただ、危機管理は経営者としてしっかりと行いつつ。いつでもスタートできるように。

さて、家の近くの公園も、すっかり親子連れに占領され中。
実は、いつも誰もいないので、時間のある時は、こっそりワインとパンを持って行って寝転がりながら本でも読もうかな、、と狙っていたけれど、誰もやっていないから勇気がなかったのに、悔しい、先越されてるっ!!

しっかりとソーシャルスタンスをとって、今こそ太陽の下で過ごしてしっかり睡眠を!!

あと今回の3密を避けよう!という呼びかけをつかって
「嫌いな人と会わなくてすむ!!!」という効能も?
ごめん、、、、って言い訳可能。社会人として正当な言い訳をくれてありがとう。

そして好きな人とは、会えないのはほんと辛いけど、、、、
zoomとか使ってお喋りしたり、飲み会したり、、、って逆に濃密な会話を楽しんだり。帰らなくていいし、スッピンでいいし、、、、笑。

ハグできないのも辛いな、、、、ハグ好きだから。そのために外国人になりたいくらい(笑)

でもここは、先ず、自分をハグして自分を大切にしよう。

って決めて過ごす毎日です。
元気あまり余って解禁した折には
ジャンピングハグしちゃかも!?(押し倒す?)

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