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1つの恋から学んだこと

1つの恋を今日終わらせた。
うん、終わったんではなくて終わらせたんだ。
恋心はまだまだ沢山残ってたのに。

人の気持ちってわからないから、相手の行動をもって色々自分なりの解釈をして理解してたけど、実際にそれが合ってたのか、間違っていたのか、
答え合わせができない関係だった。
事実に自分の解釈をすると、それはそれはとても不安になることばかりだった。自分の解釈に100%の自信があったわけではないけれど、もし自分の解釈が合っていたらと思うと、怖くて答え合わせをすることはできなかった。

私の解釈が間違っていて欲しい、真実は別であってほしい。
そう思って、インターネットで「男と女の違い」「男心」なるものを検索する毎日。それで安心することもあれば、ますます不安になることもあった。

不安になるから、色々なテクニックを学んで、試してみたが、うまく言ったところで心から感謝の気持ちも湧かなかった。それは本当の私の気持ちで動いている行動ではないから。
相手の思いやりや優しさとある方面から解釈できる行動も、よそから借りたテクニックが土台になってる私にとってはゲームのような感覚で、次の作戦を考えるという、今思い返せば、相手に対してとても失礼な私だったと思う。

「本当に私が求めている関係ってなんだろう。」
感情の波に揺れる中で、自問自答。

その答えはまだはっきりと言語化できないけど、強いて言えば「優しい関係」。色で言うと「オレンジとピンクが混ざった関係」のような。

そして、私の今の相手との関係はそれとはかけ離れたものだということがわかった。そしてその関係は私が築き上げてしまったものであること言うことは否定できない。

時間は前にしか進まない。戻ることはできない。
だから正直に生きたいし、自分の行動に責任を持ちたい。

今だに相手の気持ちの真実はわからない。だから実際に自分の解釈をベースにこの恋を終わりにした私が正解だったのかもわからない。

そんな切ない気持ちを持ちながらも、この恋を綺麗に終わらせた私をとても誇りに思う。なぜなら、それは私の気持ちに沿って正直に行動した「優しい」行動であると思っているから。相手と、そして何より私自身にとって。

頑張ったね、私。そして、ありがとう。



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