見出し画像

俊輔、半端ないって

さっき、“ 体育会TV ”という番組で中村俊輔選手が20枚の動く的にボールを当てるコーナーに出ていた。

改めてと言うか、やっぱり俊輔はすごい。
セルティックに移籍した時は活躍できると信じてたが、その考えは間違ってなかった。

俊輔は独創性・創造性に優れた観る人の想像を超えるプレーを見せてくれるファンタジスタだと思う。
僕が思わなくても、サッカーファンなら皆、同じ感想を持つと思うが。

ファンタジスタと呼ばれる選手の中には守備を一切しない選手がいるが、俊輔は守備も献身的に行う。

セルティックに移籍する前にイタリアのレッジーナに所属していた時、対戦したコモにベニート・カルボーネという選手がいた。

ベニート・カルボーネは知名度は低いがイタリアの名門インテルで95~97年の間、10番を付けU-19やU-23といった各カテゴリーのイタリア代表に選出され将来のイタリア代表を牽引すると期待されていた。

ベニート・カルボーネは結果的にイタリア代表トップチームに選出されることは無かったが、ドリブルは素晴らしいものがありレッジーナと対戦した時には選手としてのピークは過ぎていたが、それでもレッジーナの選手4人がかりでドリブル突破を阻止できず、サイドを好き放題切り裂かれた。

0-0でどうにか前半を終えた後半。
俊輔がベニート・カルボーネのマークに付いたが4人相手に突破しまくっていたのに最後まで俊輔1人を抜くことができず、俊輔とマッチアップするとパスを出してドリブル突破を断念していた。

4人がかりで止められなかった選手を1人で抑えるって、オフェンシブハーフなのにディフェンスの選手より守備力高いって、俊輔はどんな化け物だよとボールを持たないシーンなのに観ていてワクワクが止まらなかった。

レッジーナ時代は守備に時間を割かれることが多く、俊輔のパスを活かせる選手がいなかったので俊輔の良さを活かせてない感じがしたのでセルティックに移籍して本当によかった。

チャンピオンズリーグでのマンチェスターユナイテッド戦の伝説のフリーキック。
日本代表としてフランス代表と対戦した時に見せたマルセイユルーレット。
このレベルの試合で出来ると言うか、やるという選択肢があることがすごかった。

海外の屈強な選手相手にテクニックで圧倒する俊輔に見とれまくった。
小野伸二のオランダ時代もすごかったけど、インパクトと言う意味では俊輔の方が強い。

これを書きながら思い出しただけでワクワクが止まらない。
やっぱり、サッカーって面白い。

俊輔、半端ない。

ジュースが飲みたいです('ω')ノ