オタクの性
ある業種の営業さんと話をさせてもらった。
こちらが気付かなかったことまで丁寧に説明してくれたが4割くらい話が入ってこなかった。
その営業さんの声が“ 広中雅志 ”さんという声優さんの声にそっくりだったから。
広中雅志さんは、「世界まる見え!テレビ特捜部」や「ダウンタウンのガキの使い・笑ってはいけないシリーズ」のナレーションをされているので名前は知らなくても声を聞いたことある人は相当いると思う。
その声に気が行き過ぎて説明が入ってこなかった。
この声優さんの声。
銀河英雄伝説の“ ジークフリート・キルヒアイス ”の声をやっていた人として僕は認知している。
この画像のキャラ。
主人公ラインハルト・フォン・ローエングラムの無二の親友。
銀河英雄伝説ファンの間でも人気が高いキャラ。
このキャラの声にそっくり。
“ キルヒアイス…キルヒアイス…何度、聞いてもキルヒアイス… ”
しか思えなくて、
『ラインハルト様。ご無理を仰らないで下さいって、言ってもらえません?』
すごい言いたかったけど言ったら、アウトなのは流石に分かっていたので抑えた。
丁寧に落ち着いた声で説明してくれる営業さんの声を聞きながら、銀河英雄伝説の世界に行きそうになる意識を必死に現実の世界に戻した。
キルヒアイスの声優。広中雅志さんが自分のためだけにキルヒアイスが言わないことをキルヒアイスの声で言ってくれているような特別感。
読み返してみて自分で書いといてなんだけど、こいつ気持ち悪いなと思ってしまう。
こういうのオタクの性なんだろうな。
ジュースが飲みたいです('ω')ノ