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採用人事を卒業して、長期インターンを広める社内新規事業を始めます。

直接お会いした何人かの方々にはお話してきましたが、
採用を離れ、社内新規事業にチャレンジすることになりました。
ずっと挑戦したかった、長期インターンに関する事業です。

キッカケは、大きく2つ。
1つ目は、社会人4年目になって、"お金を生む"ということをしたいと強く思ったから。
社会人になってからはずっと人事に携わってきて、お金を生んでいる気持ちでやっていたけれど、
本当の意味ではそのヒリヒリ感みたいなものを感じられていないんじゃないかというコンプレックスがありました。

2つ目は、会社として、インターン事業をやるという意思決定がされたこと。本当に運良く、タイミングのご縁です。

このまま人事を続けていれば、ある程度成果は出せる未来は見える。でも、それでいいのか。もっと新しいことにチャレンジしていきたい。でも、本当に自分にできるのか。

そんな悶々とした悩みを抱えていた3年目の終わりごろに今回のお話をいただき、約半年間の準備と引き継ぎ期間を経て、この10月から本格的に専任になります。

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いざ新規事業をやろうということになったものの、始めは何から手を付けていいのやらさっぱりでした。

様々なサービスの可能性を模索するために、ひたすら色んな方々と話しまくる日々。

世はコロナ時代真っただ中だったのでほぼオンラインのアポでしたが、いきなりTwitterでDMさせていただいたりして、延べ50人ほどの皆さまにインタビューにご協力いただきました。快くご協力いただいた皆さまには本当に心から感謝しています。

長期インターンについて色々と情報交換させていただく中で、事業云々というよりも、改めて長期インターンの価値について考えさせられました。

私は自分自身長期インターンを経ていまの会社に入社していて、とても良い経験だったと思っているけれど、もちろんそれだけが唯一解というわけでもない。
じゃぁなんで長期インターンを広めたいのか、広めなくてはならないのか。

考え続ける中で、1つ自分の中で印象に残っている出来事を思い出しました。

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それは、私が新卒採用人事をやるなかでお話させていただいた他社の人事の方に、
「中が見えてしまうと内定辞退に繋がるから、長期インターンはできない」
というお話を聞いたことでした。

新卒採用人事をやっていて、一番ショックな出来事でした。

もちろん会社によってそれぞれ事情があることは重々承知しているのですが、中が見えたら辞退に繋がるなら、入社後はどうするのか。

一度入社したらそう簡単に辞められないだろうとか、辞めても新卒採用人事のせいにならないとか、
そういう入り口から始まってしまうと、そりゃ思ってたのと違うってなって仕事嫌だってなるだろうなと。

そう思うと、これだけが唯一解じゃないにしても、少なくとも選択肢の1つとして、もう少し“長期インターン”というものが広がったら、入社した後に起きるお互いの不幸が、少しでも減らせるんじゃないかと思い、
”長期インターンを新卒採用の手法の1つとして広めることで、ミスマッチの少ない就職活動を実現する”ということが、私が広めたい長期インターンの価値なんだということに行きつきました。

色々考えた割に普通なこと言ってますけど、やっぱりシンプルにこういうことなんだなと、今は思っています。(これからやっていく中で変わるかも)

弊社キュービックに限らず、長期インターンから新卒で入社して素晴らしい活躍をしている友人・知人とたくさん繋がってきました。
まだまだ日本では事例は少ないけれど、学生側にも企業側にも伝えて増やして、新しい市場を創っていきたい。そう思っています。

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事業としての入り口は、様々なパターンを考えましたが、まずは馴染みの採用領域から始めようと思っています。長期インターンの紹介事業です。
最初はスモールに、様々なフェーズの会社さんとご一緒させていただくなかで、今後の展望を模索していきたいと思っています。

これまでキュービックとしては500人以上、私が採用に携わり始めてからは5年で約400人の学生をインターンとして採用してきました。
そこから累計24人の、新卒社員登用に携わっています。

まだまだ科学されているとは言い難いですが、様々なケースからお話できることは増えてきたと思います。
長期インターンについて情報交換させていただく機会も多いため、かなり他社さんの状況もお伺いしてきました。

・長期インターンを採用してみたいけど、何から始めたらいいのかわからない
・長期インターンでどんな人材を採用したら良いのか、採用時に何を確認したらいいのかわからない
・長期インターンから新卒で採用したいけれど、どうコミュニケーションを取ったらいいのかわからない

といったお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください。相談に乗るので、インタビューさせてください!

ご連絡はTwitterか、既に繋がっている方はFacebookで!


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