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ずぶな素人がカフェをオープンさせるまで −母が物件を買いました-

宣誓、

わたくし、Jukaは、東京都東村山市の一軒家を改装し、カフェをオープンすることにしましたのでここに誓います。。。

実は私、高校時代の春休みにびっくりドンキーでアルバイトしてたことくらいしか無い、飲食業界はずぶの素人です。親は公務員、姉妹はサラリーマン、事業を自分で立ち上げるなんて気持ちのひとかけらもないDNAの家系です。「こいつカフェなんて立ち上げて大丈夫か?」と周囲には思われていることでしょう。。。私も同感です(汗)。

それではなぜ私が突如カフェなぞオープンすることになったのか、成し遂げられるのか、ほんとに?どうやってさ?大丈夫か??そんな暗中模索のあれやこれを思うままにここに記録していきたいと思います。失敗するかもしれないし、成功するかもしれないし、そこはどうなるか、蓋を開けてみないとわからない。失敗したら、、、ええ、どうぞどうぞ笑ってください。大丈夫です。私ただでは転びません。他人を道連れにして一緒に奈落の果てに引きずりこむか、沼の底から何か新しい物を持って生還するか、どっちかです。どちらかというと後者の場合が多いでしょうか。

最初に自己紹介。子なしバツなし仕事無し。身軽さだけが取り柄のシングルアラフォー女です。わっほい、負け組感が半端ないね、こりゃ。いや、でもほんとに、このくらい徹底して身軽じゃなければカフェなんてオープンできないと、現段階では思うんです。私の周りにはいます、スーパーウーマン達が。子育てだけでも本当にウルトラ難関プロジェクトなのに、向上心、好奇心半端ない。親の介護と仕事と両立させていたり、孤独な奮闘をしていたり、責任あるポストについてばりばり金稼いでシングルライフをエンジョイしていたり。自分以外の沢山のことに気を配りながら、みんな日々懸命に生きているんだよねー。そんな女子たちすげーと思いながら、私と言えば、、、はい、身軽です。今のところなーんにも責任ありませんから。

育てないといけない子供もいなければ、日々気にかけなきゃいけない旦那もいません。親はお陰様で元気満々、むしろ私のお世話をしてくれている。仕事も責任もお金もありません。あ、家もないし墓もないよ。ないないのオンパレードだなこりゃ。はい、そうなるともう、私、自分のことしか考えなくていいんです。そんな境遇の人間、周りにいます?自分で言っちゃうと、私なかなか会ったことないわ。まあ、普通、こんなことになる前にもう少し焦って結婚なり就職なりするんでしょうけど、もう大分周回遅れになってくると、焦る気持ちも失せました。もうここまで身軽なやつには身軽を逆手にとって自分で事業でも起こすしかないっしょ???身軽も取り柄!ということで、カフェやることにしました。

あ、でも誤解されないように言っておくと、暇すぎてカフェでもやるかー、ということではないんです。あまり器用ではない私。ちゃんとした方の社会ちゃんと適応しようとすると余計なエネルギーが必要じゃないですか?私はそうです。まあそんなところにエネルギーを注いでいるよりは、自分の居たい場所を自分で作ろう、自分のしたい仕事を自分で作ろう、自分のライフスタイルも自分で作ろう、それが社会に求められて、お金に繋がったら、そんなに素晴らしいことはない。そんな風に思うのです。でもお金に繋がらなくても、最悪OK。なぜなら、そうです。 私身軽なんです。私が路頭に迷っても、他の誰も困らないんですわー。なんかある意味、失うものがないって、強いよね~。

というわけで、今はカフェオープンに向けていろいろ修行中です。お菓子作り、パン作り、コーヒーの淹れ方から、経営や商売を始めるためのお勉強しています。そんなことやって何の店をオープンしたいかというと、ただのカフェではないんですね〜。”グルテンフリー”の食事やおやつを提供するカフェなんですね。グルテンフリーっていうのは要は小麦粉(グルテン)が入っていない(フリー)という意味で、アメリカのセレブ達が実践していたのが話題になって日本にも、この5,6年で入ってきたひとつの食事法です。「グルテンフリーが今きてまっせ」とか、「儲かりそう!」とか、そういうことでやろうと思ったわけではありません。まあ、なぜグルテンフリーなのか、って話も追々していきたいと思います。

私がグルテンフリーと出会ったのがもう4,5年前で、今は自分で作ったグルテンフフリーのお菓子を今流行りのシェアキッチンやマルシェなんかで販売するようになっています。そんな時、不動産の会社を立ち上げた母が小さな三角の物件を探してきたのです。それは「ひとやすみ」という緑の看板の昭和風居酒屋だったのでした。 

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この昭和臭ぷんぷんする居酒屋を、私の手でオサレに、変えて見せましょう。どうぞご期待ください。 

続く。。。



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