【名古屋市立大学】過去問 高次方程式(剰余の定理と因数定理)

画像1 整式においても除法の原理が成り立ち、f(x)をg(x)で割ったときの商をp(x)、余りをr(x)とするとf(x)=g(x)p(x)+r(x)が成り立ちます。この際、(g(x)の次数>r(x)の次数)に注意しましょう。今回の問題では、三次式でf(x)を割っているので、余りは二次以下となってa,b,cと3つの未知数を使うことになります。しかし、この問題ではある事を行うことでその未知数をa1つにまで減らすことができるのです。
画像2 ①と②の割る整式をよく観察することと、今回の三次式の整式(割る整式)が因数分解できることを利用して、Q1(x)をx-1で割れば、問題の余りを求める事が楽になります。

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