エスカレーターで上り下りすること
「危険ですからエスカレーターでは止まりましょう」
と毎日アナウンスされ
貼り紙もされているのに
止まらずに上り下りする人がいます。
そうした人のために
右側を開ける暗黙のルールが
運用されています。
なぜに急がなくてはならないのでしょうか。
エスカレーターの長さにもよりますが
止まった場合と
上ったり下りたりするのでは
30秒程度しか違わないのです。
それでも急ぐ。
待ち合わせに遅れそうな人も
いるのかもしれない。
電車のなかでも
座っている人立っている人の
ほとんどがスマホをみています。
どうも無為に過ごすことが
ストレスになるのかもしれません。
その一方で
日本の時間当たりの労働生産性は
OECD加盟国38か国のうち27位。
さほど生産性が高いわけではないのです。
我々のなかには
急がなくてはならない
動いてなくてはならない
無為に過ごしてはならない
という強迫観念みたいなものが
あるのかもしれません。
ですが
エスカレーターに乗っている時間ぐらいは
ぼうっとしているぐらいのほうが
かえって
仕事の生産性が上がるのでは
ないかなと思います。
余白のもつパワー。
エスカレーターで
ぼうっと立っていて
そんなことを考えました。
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