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20代と30代と彼

20代に彼氏はいなかった
欲しくなかったわけではないけれど、
出会いもなく、モテるわけでもなく、積極的でもなかった
それよりも趣味に没頭していたし
趣味の友達といるのが楽しすぎて毎日忙しかった

とはいえ、20代後半は婚活パーティーや街コンが流行っていたので、
ひとりで参加してみたり、友達と行ったりもした。
相手を見つけたいというよりは、どんなイベントなのか興味と好奇心の方が大きかった
いざマッチングしてカップルになっても数回デートしたら
面白みが何もなくて嫌になってしまう

仕事も、学生の時はいろいろなバイトをしたし、社会人になってからも
転職は全部異業種に飛び込むスタイル。
どの会社も文句言いつつ楽しい部分もあったが、また同じ業界で働きたいという事がない
その職種一本で生きていく!!という情熱はなくて
つまりは、何か知らない世界を覗くのが好きなのだ
そしてそれはチラ見できれば割と満足してしまう

なんだかふわふわお気楽に生き続け
一通り見たかったもの、やりたかった事もやり尽くした感が出始めた頃に
今のパートナーと出会った

英語が話せない私に外国人の彼氏ができたのだ
海外もろくに行ったことのない私が、
人種も文化圏も違う人間と恋人になる。
こんな面白いことが他にあるだろうか

これは今にも続く話だけれど、彼といると会話も行くところも
未知の体験の連続ですごく楽しい
今まで体験した事も彼と過ごすと新しく感じるし、
同じ事をしていても違う視点を常に持っているので、
目から鱗の連続で、人生の視野が広がっていく

彼への好奇心は尽きることがない
彼と出会えたことは超絶ラッキーでハッピーだと思っている

…とここまで書いて初めて自覚した。私は彼の事をそう思ってるんだね笑
Noteは自分への気づきだなぁ

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